サステナビリティ戦略とコミットメント

SMMの重要課題

SMMグループが考えるステークホルダー

SMMグループでは、当社が影響を与え、また当社が影響を受けるステークホルダーを「顧客」「株主」「従業員」「地域住民」「債権者」「ビジネスパートナー」「市民団体」および「行政」と定義し、それぞれのステークホルダーに対するSMMグループのあるべき姿を目標として、企業価値の最大化をめざしていきます。

SMMグループのステークホルダーとステークホルダーごとのSMMのあるべき姿

顧客 顧客ニーズを正しく把握し、技術、品質、納期、コストで他社に比べ優位性を持ち、総合的に競争力のある企業。
株主 効率経営と堅実なガバナンスにより企業価値増大をめざし、業績に見合う配当を実施し、適切な情報開示を行なって いる優良な投資先。
従業員 良好な労働環境を有し、組織内での個々人の役割が明確になっており、働くことにプライドが持てる企業。
地域住民 地域社会と共存し、地域の発展のために貢献する企業。
債権者 収益力があり、財務内容も優れ、信用力のある企業。
ビジネスパートナー 高い技術力を持つとともに、誠実で信用を重んじ、共栄できる企業。
市民団体 社会的責任に対する感度が高く、適切なコミュニケーションを行なっている企業。
行政 コンプライアンスを徹底するとともに、事業を展開している国や地域社会の発展のために貢献する企業。

重要課題の特定

SMMグループでは、持続的な価値創造を実現するため、その価値に影響を及ぼすリスクと機会について把握、分類、整理して中長期の戦略に反映させています(P34、35参照)。

当社の持続可能性戦略は、以下のStep1~4のSMMグループの重要課題の特定プロセスに基づき、2015年に26の重要課題(P36、37参照)を特定し、「資源の有効活用」「環境保全」「地域貢献・社会貢献」「人権・人材の尊重」「安 全・衛生の確保」「ステークホルダーとのコミュニケーション」の6つの重点分野で、戦略的なアプローチを行なっています。

Step 1 2014年6月

サステナビリティ課題の特定

持続可能な社会の形成に好影響もしくは悪影響を与えるさまざまな課題をサステナビリティ課題として抽出しました。抽出にあたっては、右のガイドラインを中心に102の課題を洗い出した後、共通性質ごとに概括し、最終的に58項目のサステナビリティ課題を特定しました。

参考にしたガイドライン

  • GRIサステナビリティ・レポーティング・ガイドライン第4版(G4)の側面
  • ISO26000の課題
  • ICMMの基本原則とポジションステートメント
  • 国連グローバル・コンパクトの10原則
  • DJSIなどの企業評価における項目

Step 2 2014年7月~ 8月

重要性の評価と重要課題の特定

課題の評価にあたっては、ステークホルダーにおける重要性とSMMグループのビジネスにおける重要性の2軸で評価し、両者にとって重要であり、かつ現状に増して取り組みを強化するべき26項目を重要課題として特定しました。

重要性の評価の主な視点

ステークホルダーにおける重要性

  • ステークホルダーの直接的権利への影響度
  • ステークホルダーからの意見
  • SMMグループや所属団体、業界への要請
  • 操業地域における社会的課題とその大きさ
  • 事業を通じて及ぼし得るマイナスの影響もしくはプラスの影響の大きさ

SMMグループのビジネスにおける重要性

  • Social License to Operate(社会的操業許可)への影響度
  • 経営方針および経営戦略との関連度
  • 国際的な社会規範や業界ルール
  • 将来に向けた収益の機会や競争力の源泉

Step 3 2014年9月~ 11月

「2020年のありたい姿」改正案とKPIの検討

特定された重要課題をCSR推進の重点6分野に分類、整理したうえで、SMMグループとしてこれらの重要課題へ取り組むアプローチ方法や目標と整合したSMMグループのありたい姿改正案を策定しました。

また、「2020年のありたい姿」の達成度を評価するために具体的目標とKPIを特定しました。

  • 具体的目標とKPIは関係部会の目標に対応しています。
    詳しくは「活動実績と次年度計画」をご参照ください。

Step 4 2014年12月~ 2015年3月

妥当性の確認

検討された重要課題、「2020年のありたい姿」、具体的目標、KPIのそれぞれについて、経営方針や事業戦略との整合性の検証を中心に、会長、社長および全経営執行役の24名が参加し15時間に及ぶ議論を行ないました。また、そこから導き出された最終案についてCSR委員会での確認、取締役会での決議によって妥当性の確認が行なわれました。

バウンダリーについて

重要課題の特定のプロセスの中で自社の事業活動内での影響とサプライチェーン内での影響を分析して検証した結果、重要課題の項目のバウンダリーを次のように定めています。
これ以外の項目のバウンダリーはSMMグループと定めました。

SMMグループおよびサプライヤー サプライヤー
項目: 環境 大気への排出(重要課題の8 )
項目: 環境 排水及び廃棄物(重要課題の8 )
項目: 人権 サプライヤーの人権評価(重要課題の20)

SMMの重要課題別の目標設定

当社の「資源の有効活用」「環境保全」「地域貢献・社会貢献」「人権・人材の尊重」「安全・衛生の確保」「ステークホルダーとのコミュニケーション」の6つの重点分野における重要課題に対する考え方、目標、KPI、2017年度の 実績、課題、2018年度の計画については、「活動実績と次年度計画」を参照ください。

SMMグループへの苦情、ご意見への対応

また、人権対応としては従業員向けに「SMM グループ相談窓口」のホットラインの設置、従業員やサプライヤーの人権デューディリジェンスを実施、地域コミュニティとの定期的なコミュニケーションの機会を設け、地域とのエンゲージメントを行なっています。環境面での苦情窓口などは国内外の各事業所が、製品・サービスについては各営業拠点などが窓口となっています。ホームページに「お問い合わせ」ページを設け、各種問い合わせ窓口を紹介しています。

サステナビリティの評価

CSR委員会では、分科会および部会からの活動進捗、次年度の活動計画などの報告をもとに各分野の活動のレビューを行ない、当社の環境・社会・経済の各パフォーマンスの評価および必要に応じて是正処置が行なわれ、PDCAを回していく仕組みとしています。

PAGE TOP
PAGE TOP