住友金属鉱山会社案内_日
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8Sumitomo Metal MiningCorporate ProfileMCLE法に全面転換した当時のニッケル工場アメリカ・アリゾナ州にあるモレンシー銅鉱山1986海外銅鉱山への資本参加で、資源確保への動きを加速1980年代、世界の銅鉱山は需要と価格の低迷に苦しんでいました。日本の産銅業界では、海外から鉱石を輸入して製錬しており、有利な買鉱条件で安定的に鉱石を調達することが求められました。当社は、海外の銅鉱山に資本参加することで資源を確保する方針を打ち出し、1986年にアメリカのモレンシー銅鉱山への資本参加を決定。その後も1992年にチリのカンデラリア銅鉱山、1993年にオーストラリアのノースパークス銅鉱山に資本参加。資源確保と事業のグローバル展開を加速させていきます。1993MCLE法によりニッケル生産の高い生産効率とコスト競争力を実現銅の生産を拡充する一方で、住友は1933年からニッケルの生産技術開発に着手。それまで国内での製錬ができず輸入に頼っていたニッケルの国内製錬に先鞭をつけたのです。1936年に四阪島製錬所で初めて生産に成功すると、1939年からニッケル製錬を事業化。高度経済成長期の増産を目的とした生産プロセスの変更を経て、1993年に高い生産効率とコスト競争力を誇るMCLE法※へ全面転換しました。この製法は優れた湿式製錬技術として高い評価を受け、現在も採用され続けています。※Matte Chlorine Leaching Electrowinning(マット塩素浸出電解採取)の略称。ニッケルマットおよびミックスドサルファイド(ニッケルとコバルトの混合硫化物)原料を塩素に溶かし、電解法にて高純度ニッケルを生産する方法。

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