Sumitomo Metal MiningCorporate Profileならはまち9フィリピン・パラワン島にあるコーラルベイ・ニッケル社のプラント最新鋭の設備を採用した住鉱エナジーマテリアル(株)楢葉工場2014震災被災地に新工場を設立。復興と材料事業の未来を支えるニッケル事業の拡大を推進するにあたって着目したのが、今後成長が見込まれるEV(電気自動車)向けの需要です。EVの車載電池であるリチウムイオン電池には、主要部材の原料としてニッケル酸リチウムが用いられます。そこで2014年、その増産を目的に住鉱エナジーマテリアル(株)を設立。福島県双葉郡楢葉町に新たな生産拠点となる工場を設置しました。同地は2011年3月の東日本大震災に伴う福島第1原発事故で全町民が避難を余儀なくされたエリア。「福島の復興に貢献したい」という想いのもと、未来の持続可能な社会を支える材料生産に取り組んでいます。2005HPAL技術の商業化で、資源の有効活用を実現2005年、フィリピン・パラワン島の生産拠点であるコーラルベイ・ニッケル社(CBNC)で、HPAL技術※を用いたニッケル中間物の商業生産に世界で初めて成功しました。これにより、限りあるニッケル資源の有効活用と、コスト競争力のあるニッケル原料の安定供給を実現。2013年にはタガニートHPALニッケル社(THPAL)が同国ミンダナオ島で、第2のHPALプラントの生産を開始し、さらなる事業の拡大を進めています。※High Pressure Acid Leach(高圧硫酸浸出)の略。低品位酸化鉱からニッケルを回収する製錬技術。高温高圧状態で低品位酸化鉱と硫酸を安定的に反応させることにより、ニッケルの含有率を高めた中間原料を生産します。
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