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社員の声

吉田 尚史 吉田 尚史

大野 真一

金属事業本部 ニッケル営業・原料部 主任
2020年キャリア入社 法学部法律学科卒

住友金属鉱山を選んだ理由

現場との連携を深め、
世の中を支えるダイナミックな価値を。

異なる文化・バックボーンを持つ人たちを巻き込み、ひとつの価値を創り出したい。それが、私のキャリアにおける確固たる軸になっています。新卒入社した日系総合商社では非鉄金属のトレーディング業務を、次の外資系化学メーカーではプラスチック原料のトレーディング業務を担当。新たな活躍のフィールドとして、住友金属鉱山を選んだのは、軸としていた想いをより実現できる場だと考えたからです。前職は、メーカーではありましたが、日本に製造拠点がなかったこともあって、商社的な動きをすることがほとんど。現場の方と密になって、コラボレーションしていく機会は、ほとんどありませんでした。製造現場の皆さんと連携し、あらゆる製造業に必要不可欠な非鉄金属を提供する。そして、世の中の人々の豊かな暮らしを支えていく。自らが理想としていた仕事ができていると感じますし、資源ビジネスが持つダイナミズムを実感することもできています。

現在の仕事

数多の困難を乗り越え、
お互いの仕事を讃え合う。

現在は、新居浜のニッケル工場で生産される電気ニッケルの販売を担当しています。日本唯一の電気ニッケル生産者として、国内外の需要家へ安定供給を果たす。そのミッションは極めて重要なものです。私たちの仕事が滞ってしまえば、お客様のものづくりは立ち行かなくなってしまいます。だからこそ、責任は重大です。ニッケル工場の生産動向や、需給環境によって生じる価格の変動など、あらゆる事象を把握し、アクションを起こすことが求められます。
この仕事に想定外のトラブルはつきものです。私たちが寝ている間にも相場は動き続けていますし、天候や政治動向など、世界中のあらゆる出来事が相場やデリバリーに影響を及ぼします。数多の困難に向き合い続ける仕事だからこそ、そこにある喜びは格別です。常に先を見据えながら、困難を解決し、何万トンものニッケル製品を無事にお届けする。すべてが終わったタイミングで、現場の皆さんや、課のメンバーたちとお互いの仕事を讃え合う瞬間には、言葉では言い表せないほどの達成感を得られるのです。

評価される、私のスキル

それぞれのスタイルを受け入れる、
「器の大きさ」が魅力。

数々のパートナー企業や自社関係者を巻き込みながら、利益を最大化する。これまでのキャリアで培ってきた「折衝・調整力」は仕事に大きく活かされていますし、「やることはやる、言うことは言う」という私のスタイルがしっかりと評価され、受け入れられていると感じます。過去の経験をリスペクトしつつも、決して萎縮せずに建設的な議論を誰もが実行できる。そうした風土は、住友金属鉱山の大きな魅力だと思います。
また、すべてのメンバーが曲がったことを好まず、住友の事業精神を体現していることも大きな特長だと言えるでしょう。一時の「儲け」を追い求めることをせず、誠実な姿勢を忘れない。「それは、住友の事業精神に反するよね」なんて会話が当たり前のように飛び交っていることには驚かされました。こうした姿勢を貫いているからこそ、「住友のニッケルじゃなければダメなんだ」と言ってくださるお客様が後を絶たないのでしょうね。

大野 真一