企業情報

社長ごあいさつ

~変革への新たな挑戦~

当社ホームページをご訪問頂き誠にありがとうございます。
1590年から始まった銅製錬事業、1691年開坑の別子銅山に始まる資源事業という住友の源流事業を受け継ぐ住友金属鉱山グループは、刻一刻と変化する社会のニーズに応え、素材の提供を通じて産業や社会の発展に寄与してきました。

今日、当社グループは、資源・製錬・材料の「3事業連携」により非鉄金属の資源確保から高機能材料の提供までを行う、世界的に見てもユニークなビジネスモデルを有しています。
銅やニッケルといった非鉄金属は、インフラ、産業用機械、建設材料、自動車など、社会のさまざまな分野で利用されている、私たちの暮らしに欠かすことができない素材です。また、車の電動化、通信の高速・大容量化、デジタル社会の高度化などを支える電池材料や機能性材料は、今後ますますその重要性が高まっていくでしょう。これからも社会の発展を支える素材・材料を提供していきます。

また、社会情勢や自然環境の変化、技術革新が急速に進む現在、持続可能な社会や環境への意識の高まり、人権の尊重、安全衛生の徹底など、企業活動に対する社会の要請は急速に多様化・高度化しています。当社は、長期ビジョンとして掲げている「世界の非鉄リーダー」の実現に向け「2030年のありたい姿」を策定、11の重要課題への取り組みを通して社会要請の多様化・高度化に対応するだけでなく、その変化を事業機会と捉え、新たな価値創造にチャレンジします。

2021年中期経営計画(21中計、対象期間:2022年度~2024年度)では、「変革への新たな挑戦」をテーマとし、当社が直面する社会的要因である、カーボンニュートラル、デジタルトランスフォーメーション、人材戦略に的確に対応しながら持続的な成長の実現に向けて邁進する姿を描きました。

「2030年のありたい姿」に向け、21中計で掲げた「4つの挑戦」に果敢に取り組んでいくことにより、ものづくり企業としての社会的責任を果すとともに、持続可能な社会、環境の実現に貢献してまいります。

今後とも、皆様のご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。

2022年4月1日
代表取締役社長
野崎 明