品質管理

SMM品質標準

SMM品質標準の概念図ISO9001(2015)と
SMM品質標準との関係

SMMグループ事業場の品質マネジメントシステムを有効に運用するために、2016年1月に品質管理のあるべき姿をまとめた「SMM品質標準」の運用を開始しました。

各事業場は、年度ごとに自ら達成すべきSMM品質標準の目標レベルを定めて活動し、自己診断および品質保証部による第二者監査で品質管理レベルの達成度を検証しています。

2017年度は、SMMグループ27事業場で監査が行なわれ、すべての事業場で品質管理レベルが向上していることを確認しました。

引き続き2018年度も、事業場での品質活動と第二者監査を実施するとともに、めざすべき品質管理レベルをさらに高めるためにSMM品質標準の改訂にも取り組みます。

人材育成

継続的にお客様に満足いただける品質を提供するためには、変化する要求・状況に対応できるように従業員自らが考え、対処できることが重要です。教育活動の一環としてミニプロ活動や小集団活動を活性化させ、自分たちで現場の課題を抽出し、改善する風土を根付かせて組織の成長につなげています。

また、品質マネジメントシステムの有効化を図り、SMM品質標準の管理レベルの向上を推進させる品質管理責任者の研修を2016年から4回開催し育成しています。

品質内部監査の強化

品質管理に関わる不適切な事案が続き、社会全体から品質管理への関心が高まっています。SMMグループ全社では検査データの改ざんに関する品質監査を実施して、現時点では顧客の信頼を失うような品質問題はないことを確認しました。

検査データの改ざんなどの手順違反を発見できる品質内部監査員の育成に取り組み、品質管理のチェック機能としての品質内部監査を強化することに加えて、各事業場での品質内部監査の実施状況をチェックする体制を構築していきます。

  • SMM品質標準監査(㈱日向製錬所)

  • 品質管理責任者研修(別子地区)

製品・サービスに関する情報開示

SMMグループで扱っている製品は、そのほとんどがお客様の製品を製造するための素材、あるいは材料として提供されています。製品を安全や環境面から適切にお取り扱いいただくための情報や、お客様がその最終製品を提供するために必要な情報は、過去および最新の情報や有する知見ならびに必要な調査に基づいて、基本的に契約時に授受される仕様書や、技術打合せ、製品の検査成績表、SDSなどを通じてお客様にお伝えしています。

最終製品としてお客様に提供される製品は、安全性・環境対応性なども考慮した入念な製品設計に基づき、十分な試験と製造時の検査を経てお届けしています※1

以上に用いられる情報は、マネジメントシステムの運用を通して、最新技術・最新法規・顧客要求に基づいて見直され、常に適切なものとしています。

お客様とのコミュニケーション

顧客満足度の向上については、起点となる顧客満足度の測定・評価方法を進化させ、課題の正確な把握により実効性のある施策を講じて、満足度の向上を図っていきます。そのためにはお客様との的確かつ十分なコミュニケーションが欠かせません。また、当社ではステークホルダーを意識した品質の作りこみを通じて、製品の歩留まり向上による省資源化、省エネにも貢献しています。

当社製品でラベリングによる開示が求められている情報と当該製品・サービスの割合

開示が求められている情報 当該製品・サービスの割合
製品およびサービスの部品が外注であるかどうか 法による規制、管理対象物質を含むものすべて主要製品(素材・自主材料)は該当なし
内容物に、特に環境または社会に影響を及ぼす恐れのある物質があるかどうか 法による規制、管理対象物質を含むものすべて
製品およびサービスの安全な利用について 法による規制、管理対象物質を含むものすべて
製品の処分に際して、環境または社会への影響があるかどうか 法による規制、管理対象物質を含むものすべて

情報提供の方法

[仕様に関する情報提供]

  • お客様が要求する製品仕様は受注仕様書に明記して、お客様への情報提供を行なっています。

[化学物質に関する情報の提供]

  • 製品取り扱い上の安全衛生と化学物質規制への対応に関し、当社グループは製品に含まれる化学物質の情報をSDSなどによって提供しています。

[その他の対応]

  • 当社グループでは各種潤滑剤の販売など一般消費者向けの事業も手がけています。この領域の製品・サービスに関する情報提供は該当する法規にのっとってラベリングや正しいご理解をいただくための広告、ご説明を行なっています。

課題と目標改善の取り組み

お客様から信頼される品質は、従業員全員が目的およびめざす方向性を一致させ、目標達成に積極的に参加してこそ実現できるものです。そのためには外部、内部のコミュニケーションによって得られた事実に基づく判断と実行が肝要です。これを確実にするために各拠点長への品質マネジメント教育をはじめ、SMM 品質標準を基にしたさまざまな活動を通じて、品質マネジメントシステムを有効に運用するための取り組みを継続的に実施していきます。

また、製品安全、情報開示の面では、含有物質などの情報提供など、お客様の要請に的確・迅速に応える体制をより確実なものとしています。

  • 銅・ニッケル・亜鉛のLCA(ライフサイクルアセスメント)については、物質別の協会を通じて調査を行なっています。
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