2020年のありたい姿

「2020年のありたい姿」は、SMMグループが地球および社会と共存するための目標であり、持続可能な発展をめざします。SMM グループの事業は、鉱山開発などの大規模な開発を伴うことから、その周辺へ与えるインパクトが大きくかつその及ぼす範囲が経済、環境、人権、地域コミュニティなど多岐に亘ります。
このことから、SMMグループでは、法的な操業許可に加えて、地域社会との信頼関係無くして得られない社会的操業許可いわゆるSocial License to Operateを得ることが事業を行なう上で不可欠であると考えています。
SMMグループでは、事業のグローバル化の進展やその他の社会情勢の変化を踏まえ、2015年にCSR重点6分野における「2020年のありたい姿」を見直しました。この見直しに合わせ多くのサステナビリティ課題の中から社会的操業許可や将来に向けた収益の機会または競争力の源泉への影響などを評価の主な視点としSMMグループが取り組むべき重要課題(Material Issue)を特定しました。

資源の有効活用

の横の数字はSMMが特定した重点課題番号に対応したKPIです。

独自の技術で資源を生み出す企業

[ KPI ]

1. 資源(低品位鉱、難処理鉱等)の効率的回収技術の開発と応用

1, 3

1) ニッケル低品位鉱の合理的利用の推進(低品位鉱産ニッケルの比率を全ニッケル量の2/3以上にする)
2) 低品位・難処理鉱の処理技術の開発による銅収益力の確保
3)効率的な金採鉱技術の開発
4) 海洋資源開発プロジェクトへの参画(採鉱技術・処理プロセス開発への貢献
2. 副産物の新規用途開発と有効利用

2

1) ニッケル酸化鉱からのスカンジウムの回収と上市
2) ニッケル酸化鉱からの製鉄原料の回収(クロマイト・ヘマタイトの実用化)
3. リサイクルの推進

1

リサイクル資源の有効利用の向上

環境保全

の横の数字はSMMが特定した重点課題番号に対応したKPIです。

固有技術を活用し環境負荷を低減させ、地球環境保全に貢献する企業

[ KPI ]

1. 生物多様性保全の推進

4, 5, 6, 7, 8, 9

1) 地球温暖化対策 ①低炭素負荷製品(創エネ、蓄エネ、省エネ)の事業拡大 低炭素負荷製品の売上を対基準年度(2011年度)5倍に拡大
②CO₂排出量の削減 CO₂排出総量の年間1%相当の削減を継続する
NPI技術等と比較し省エネルギー効果の大きなHPAL等の建設により、CO₂排出量削減に貢献する
③再生可能エネルギーの活用によるCO₂排出量低減への貢献
2) 環境負荷低減への着実な技術開発と推進 ①化学物質等の排出抑制を計画的に実行
②植林等を通じた環境保全の推進
③出資先、サプライチェーンにおける環境影響の確認とリスク低減策の実施
2. 重大環境事故ゼロの維持

8, 10

1) 休廃止鉱山集積場の耐震性および耐候性の強化
2) 環境リスクマネジメントの強化による重大環境事故の防止

地域貢献・社会貢献

の横の数字はSMMが特定した重点課題番号に対応したKPIです。

事業および地域に根差した社会貢献活動を通じて、地域の発展に貢献し信頼を得る企業

[ KPI ]

1. 地域コミュニティとのコミュニケーションを通じて、操業地域における社会課題を把握し、その解決を支援するプログラムを実施する

11, 12, 13, 14, 15

2. 事業立地国の教育環境整備、学術活動、文化・伝統・芸術の維持と発展を支援する

11, 14, 15

3. 大規模災害の復旧・復興を支援する

16

1) 被災地域と当社事業との関係を勘案し、支援を実施する
2) 東日本大震災の被災地域・被災者の継続支援
4. 1から3までの活動のための財務的手当を行う

人権・人材の尊重

の横の数字はSMMが特定した重点課題番号に対応したKPIです。

多様な人材がそれぞれの能力を十分に発揮してそれぞれの分野で活き活きと活躍している企業

関係するステークホルダーと共に積極的に人権が尊重される社会を目指す企業

[ KPI ]

1. 人材が活き活きと活躍できる企業

19

1) 仕事のやりがい 従業員意識調査結果に基づく継続的改善
2) メンタルヘルス ①教育と長時間労働の削減による就労環境の改善
②メンタルヘルス疾病者の削減
2. 多様性の尊重

18

1) SMM女性活躍支援(国内) ①女性の管理社員数:10名以上
②総合職採用における女性比率:1/3
2) キーパーソンとして外国人従業員の有効活用
3) 障がい者雇用 全国内グループ企業は障がい者雇用の自主目標を立てて達成する
4) 1)~3)の共通の施策として、戦略の確立と受け入れ体制の整備を行なう
3. 人材育成

17

1) 選抜教育の効果を確認した上で継続実施
2) 裾野を広げた底上げ教育の展開 全ての従業員へ教育機会を提供:未受講者ゼロ
3) 海外ローカル幹部への教育実施
4) 女性活躍支援を推進するためのさらなる教育を展開
4. 人権

19, 20, 21

重大な人権侵害の防止 ①SMM人権方針教育の定期的実施:全拠点
②各拠点へのホットライン設置(複数窓口):全拠点
③各拠点へのSMM 相談窓口の周知:全拠点
④人権デューディリジェンス(3区分)の定期的実施:1回/3年

安全・衛生の確保

の横の数字はSMMが特定した重点課題番号に対応したKPIです。

安全を最優先し、快適な職場環境を確保している企業

[ KPI ]

1. 安全の確保

22

1) 全災害件数ゼロを最終目標とする
2) 2020年までに災害件数年間3件以下を目標とし、達成しうる体制を構築する(対象:国内グループ社員)
3) 2020年までに災害度数率を半減する(対象:国内外グループ社員)1.28(2011年)を0.60以下(2020年)
2. 快適な職場環境の確保

23

1) 衛生的な作業環境の確保
①業務上疾病者数 新規疾病者(要治療者)ゼロ(対象:国内外グループ社員)
②第三管理区分作業場数(ガイドライン等に基づくもの除く)ゼロと第二管理区分の低減(対象:国内事業場)※
2) その他職場環境の改善
  1. 2016年に「第三管理区分作業場数(ガイドライン等に基づくものを除く)国内ゼロ」から変更。

ステークホルダーとのコミュニケーション

の横の数字はSMMが特定した重点課題番号に対応したKPIです。

地球規模ですべてのステークホルダーと透明性のあるコミュニケーションを図り、相互理解を深める企業

[ KPI ]

1. 従業員との相互理解促進

25

1) 従業員意識調査の継続実施
2) 労働組合または従業員代表との定期対話
2. 地域住民、市民団体との相互理解促進

24

1) 地域コミュニティとの定期会合の継続実施およびコミュニティ活動への参画
2) NGO/NPOとの協働活動実施
3. 株主・投資家との相互理解促進

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1) 統合報告書の発行と充実
2) 投資家との継続的な対話の実施
4. その他のステークホルダーとの相互理解促進
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