気候変動

バリューチェーンにおけるGHG排出量(スコープ3)

2022年度のスコープ3のGHG排出量は、4,530千t-CO2eとなりました。スコープ3のカテゴリ1の排出量割合が高く、スコープ3については、取引先とのコミュニケーションを通じて排出量算出の精度向上を進めつつ、目標の設定を進めます。

図:エネルギーおよびGHG排出原単位指数の推移
  • ※1範囲は、住友金属鉱山グループ(ただし、カテゴリ5~7は国内グループ)
  • ※2対象外のカテゴリ8~12、14、15を除きます
■ スコープ3のGHG排出量および総排出量に対する割合
カテゴリ 排出量
(千t-CO2e)
割合 算定方法
スコープ3合計 4,530 61.6%
1.購入した製品・サービス 3,737 50.8% Σ(主要原材料重量×排出原単位)※1
2.資本財 518 7.0% Σ(設備投資額×排出原単位×1.05)※2
設備投資額は建設仮勘定、中古品およびグループ内取引を含む
3.スコープ1、2に含まれない燃料およびエネルギー関連活動 239 3.3% Σ(購入電力・燃料の使用量×排出原単位(電力※2、燃料※1))
4.輸送、配送(上流) 26 0.3% 国内の輸送に係る排出量を「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」、「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づいて算定
5.事業から出る廃棄物 7 0.1% Σ(廃棄物種類別量(国内主要拠点)×廃棄物種類別の排出原単位)※2
6.出張 1 0.0% Σ(従業員数(国内主要拠点)×排出原単位)※1
7.雇用者の通勤 3 0.0% Σ(従業員数(国内主要拠点)×営業日数×排出原単位)※2
8.リース資産(上流) 対象外※3
9.輸送、配送(下流) 対象外※4
10.販売した製品の加工 対象外※4
11.販売した製品の使用 対象外※4
12.販売した製品の廃棄 対象外※4
13.リース資産(下流) 0.2 0.0% Σ(本社ビルテナントの購入電力・ガス使用量×排出原単位)※5
14.フランチャイズ 対象外※6
15.投資 対象外※7
  • 対象範囲は、住友金属鉱山グループ(ただし、カテゴリ5~7は国内グループ)
  • ※1排出原単位は「国立研究開発法人産業技術総合研究所 IDEA Ver.3.3」を使用しています
  • ※2排出原単位は「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.3)」を使用しています
  • ※3スコープ1および2に含めて算定しているため対象外です
  • ※4当社グループ製品は非鉄金属や高機能材料の素材が主であり、販売先以降の用途が多様で、また、各用途のGHG排出特性も異なることから、本カテゴリーは排出量の算定が困難なため対象外です
  • ※5排出原単位は環境省の温室効果ガス排出量算定報告公表制度の算定方法・排出係数一覧に基づいて計算しています
  • ※6フランチャイズ事業を行っていないため対象外です
  • ※7純投資での情報開示のため対象外です