重大環境事故・生物多様性

中期目標と進捗

2030年のありたい姿実現に向けて、KPIごとに進捗を管理し、2030年までの達成基準・行動計画を策定しています。

1. 重大環境事故 ゼロ

1)リスク・環境マネジメントシステムの活用による改善の推進

2022年度実績 2023年度予定 21中計最終年度
(2024年度)
27中計最終年度
(2030年度)
  • リスクマネジメントシステムや環境マネジメントシステムを活用した管理改善の実行により、重大な環境事故・違反は発生していない
  • リスクマネジメントシステムや環境マネジメントシステムを活用した環境保全への対応力強化を各拠点で目標に掲げ、PDCAを回して計画に沿った取り組みの継続
達成基準
  • 重大環境事故ゼロの継続
  • 重大違反ゼロの継続
  • 重大な環境コンプライアンス違反の撲滅
  • 重大環境事故ゼロの継続
  • 重大違反ゼロの継続
  • 重大な環境コンプライアンス違反の撲滅
行動計画
  • リスク登録による管理/著しい環境側面としての管理強化
    - 巡視等、拠点トップとのコミュニケーション強化
    - 環境担当者教育、力量向上支援
    - 排水、排ガス処理改善投資
  • リスク登録による管理/著しい環境側面としての管理強化
    - 法規制強化への対応
  • 排水、排ガス処理改善投資、リモート化・自動化など先端技術への投資促進(DX)

1. 重大環境事故 ゼロ

2)自然危険源の増大に対応した設備やインフラの強化・改善

2022年度実績 2023年度予定 21中計最終年度
(2024年度)
27中計最終年度
(2030年度)
  • 公益財団法人世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature: WWF) Water Risk Filterによるリスク評価
  • 各拠点でのリスクの特定、対策の検討など
  • WWF Water Risk Filterによるリスク評価の継続
  • 各拠点でのリスクの特定、対策の検討などの継続
達成基準
  • 気候変動シナリオ分析の見直し結果も踏まえたリスクの特定、対策の検討、実施
  • 激甚化する豪雨対応基準、目安の設定と改善・増強の推進
  • BCPの見直し
  • 気候変動シナリオ分析の見直し結果も踏まえたリスクの特定、対策の検討、実施
  • 激甚化する豪雨対応基準、目安の設定と改善・増強の推進
  • BCPの見直し
行動計画
  • WWF Water Risk Filterによるリスク評価と、その結果に基づく各所対策の推進
  • カーボンニュートラル推進委員会活動と連携
  • WWF Water Risk Filterによるリスク評価と、その結果に基づく各所対策の推進
  • カーボンニュートラル推進委員会活動と連携

2. 有害物質排出量低減(対前年)

1)水使用の合理化、大気・水域への有害物質の排出量の低減

2022年度実績 2023年度予定 21中計最終年度
(2024年度)
27中計最終年度
(2030年度)
  • 各拠点での有害物質排出量はさらに改善しつつある
  • 住友金属鉱山グループの水に関する方針案の検討
  • 各拠点での有害物質排出量目標に応じた対応の計画的継続
  • 水に関する方針の制定(2023年6月1日)
達成基準
  • 継続的改善による有害物質の移動量・排出量の低減
  • 水についての方針の公表と取り組みの推進
  • 継続的改善による有害物質の移動量・排出量の低減
  • 水についての取り組みの推進と情報公開
行動計画
  • リスクに応じた改善・増強の推進
  • PRTRデータの解析と事業場へのフィードバック、結果に基づく支援
  • 水についての方針の検討・策定
  • リスクに応じた改善・増強の推進
  • PRTRデータの改善、結果に基づく対応の推進継続
  • 水についての方針、取り組みの推進

2. 有害物質排出量低減(対前年)

2)計画的植林ほか、多様な環境保全・生物多様性保全活動の推進

2022年度実績 2023年度予定 21中計最終年度
(2024年度)
27中計最終年度
(2030年度)
  • 計画的な植林の継続
    CBNC : 38ha
    THPAL: 59ha
  • 生物多様性に関する国内外動向の把握
  • 計画的な植林の継続
  • 生物多様性方針策定の検討
達成基準
  • 計画的な植林の継続
  • 生物多様性保全に係る取り組み、方針の策定
  • 計画的な植林の継続と見直し
  • 生物多様性保全に係る取り組みの改善の継続
行動計画
  • CBNC、THPALでの植林の推進、両社を通じた鉱山会社とのコミュニケーション継続
  • 自然関連リスクと機会の検討・分析などの実施
  • CBNC、THPALでの植林の推進、両社を通じた鉱山会社とのコミュニケーション継続
  • 自然関連リスク対策の推進継続