自分で工夫をしながらものづくりがしたい。
決まった毎日が苦手な私にピッタリの職場でした。
入社の決め手最先端の機能性材料や電池正極材料研究。
地元の新居浜高専在学中、材料研究を専攻していた私は、化学系の研究開発職に就きたいと思っていました。ただ、決まった業務を淡々とこなすのは少し苦手。そんな性格をよく理解してくれていた高専の先生から紹介されたのが、住友金属鉱山です。その社名から金属系メーカーというイメージしか持っていませんでしたが、意識して調べていくうちに、最先端の機能性材料や電池正極材料を研究開発していることを知り、ますます興味が湧きました。内定後は電池材料に関して事前に勉強するなど、期待に胸を弾ませて入社日を迎えました。
仕事内容開発グループと評価グループを経験。
晴れて本配属となった電池研究所。電池の正極材料となる粉体を開発する「開発グループ」と、その粉体をもとに電池製造、性能評価までを行う「評価グループ」に分かれており、経験豊富なベテランから若手まで、多くの研究開発職が在籍しています。
最初の5年間は「開発グループ」に所属し、ニッケル、マンガン、コバルトを主成分とした三元系リチウムイオン電池正極材料などの研究に没頭。その後、「評価グループ」に異動となり、電池の性能評価のほか、求められる性能を満たすために材料の配合を変えてみたり、製造プロセスを変えてみたり、様々な選択肢を模索し、仮説・検証を繰り返しています。
風土アイデアを柔軟に受け入れてくれる風土。
開発と評価、どちらも経験したことで実感したのは、無限の可能性です。過去の技術と新しい技術を組み合わせたり、技術論文をもとに、研究所のみんなでアイデアを出し合ったり、自分一人で考えて上手くいかなくても、頭を抱える必要はありません。
先輩・後輩、新卒・中途に関係なく、誰でも気軽に相談しやすい雰囲気がありますし、いち研究開発職としてのアイデアを柔軟に受け入れてくれる風土も根付いています。
最近では刺激的な若手社員も増えてきたので、「私ももっと頑張ろう!」と意欲が高まっています。