セグメント別情報

最新データ更新: 2018年9月

資源セグメント

当社資源事業は1690年に発見された別子銅山にさかのぼります。そこで培われた技術は1983年開坑の菱刈鉱山に受け継がれました。菱刈鉱山は世界でも有数の金鉱山として、多くの金を産出しております。
さらに、海外鉱山開発にいち早く取り組んでおり、世界各地において自社探鉱や開発案件の調査を進めています。
今後も菱刈鉱山の安定操業に努めるとともに、銅・ニッケル・金の資源開発を積極的に推進していきます。

当期業績概要について

  • 菱刈鉱山は計画通り順調な生産を継続しています。
  • ポゴ金鉱山(米国)は、9月28日にノーザンスター社(豪州)へ、当社(85%)および住友商事株式会社(15%)の全ての権益を260百万米ドルで譲渡しました。同金鉱山は2006年に商業生産を開始して以来、約13年にわたって操業し、当社業績に貢献してきました。
  • 海外の主要な銅鉱山においては、鉱石中の銅品位が低下した影響から減産となりました。

今後の展望

  • 銅では、シエラゴルダ銅鉱山において鉱石処理量を10%から20%増加させるためのデボトルネッキングプロジェクトを進めていきます。
  • 金では、菱刈鉱山での安定生産を継続する一方で、カナダにおいてコテ金開発プロジェクトを推進していきます。
  • 新規権益獲得については、金をターゲットに自社探鉱に注力するとともに、優良な権益獲得に向けた活動を積極的に進めていきます。

製錬セグメント

国内では愛媛県の東予工場(銅)・ニッケル工場(ニッケル)、海外ではコーラルベイニッケル社(フィリピン)・タガニートHPALニッケル社(フィリピン)などを拠点として、世界最高水準の技術で高品位の金属素材を生産・販売しています。また、金属製錬は環境に対し負荷を与える事業でもあるため、CO₂などの排出物質をさらに少なくすることをめざして技術開発を行っています。

当期業績概要について

  • 銅製錬では、東予工場での生産は順調に推移しました。
  • ニッケル製錬では、コーラルベイニッケル社(フィリピン)の操業は概ね順調でありましたが、タガニートHPALニッケル社において設備トラブルが多発したことにより減産となり、その結果としてニッケル工場や播磨事業所での最終製品も減産となりました。

今後の展望

  • 銅製錬では、昨年に引き続き生産量45万トン達成に向け、操業度を維持していきます。
  • ニッケル製錬では、設備トラブルが多発したタガニートHPALニッケル社において、休転時における設備の点検強化・整備方法の改善、日常の生産管理強化を図ることにより安定生産をめざしていきます。
  • スカンジウムは、2018年中の商業生産開始を目標に、立ち上げを進めています。

材料セグメント

半導体材料・機能性材料として多種多様の金属がさまざまな用途で使われています。電子回路としての銅、コンデンサに使われるニッケル粉、液晶画面に使われるインジウムなどです。当社では1960年から材料事業を展開してきました。培われた技術で金属をさらに最先端製品に加工し、顧客ニーズにマッチした形で提供しています。

当期業績概要について

  • 車載用電池向けの電池材料は、ニッケル酸リチウムの月産1,850トンから月産3,550トンへの増産投資がほぼ完了し、拡販に寄与しております。
  • スマートフォンなどの通信端末向け結晶材料は、在庫調整の長期化に伴い、生産量・販売量ともに低調に推移しました。
  • 粉体材料は、車載用電子部品市場が受動部品を中心に引き続き活況であったことから、好調な販売を継続しました。

今後の展望

  • 電池材料は、ニッケル酸リチウムの生産量を月産3,550トンから月産4,550トンへ引き上げる増産投資を進めており、本年末頃には工事を完了し、早期のフル稼働をめざします。
  • 結晶材料は、今後の需要の再拡大に備え、品質向上とコスト競争力強化を図っていきます。
  • 粉体材料は、自動車関係の電装化の進展により材料の使用量は増加することが期待されるため、顧客の要求に合った製品を適時に上市し、拡販を図っていきます。
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