セグメント別情報

最新データ更新: 2019年6月

資源セグメント

当社資源事業は1690年に発見された別子銅山にさかのぼります。そこで培われた技術は1983年開坑の菱刈鉱山に受け継がれました。菱刈鉱山は世界でも有数の金鉱山として、多くの金を産出しております。
さらに、海外鉱山開発にいち早く取り組んでおり、世界各地において自社探鉱や開発案件の調査を進めています。
今後も菱刈鉱山の安定操業に努めるとともに、銅・ニッケル・金の資源開発を積極的に推進していきます。

当期業績概要について

  • ポゴ金鉱山の売却により売却益の計上がありましたが、海外銅鉱山での鉱石中の銅品位低下による減産などにより、セグメント利益は前期を下回りました。
  • 菱刈鉱山は順調な生産を継続し、計画通り前期並みの生産となりました。
  • セロ・ベルデ銅鉱山における鉱業事業者に対する過年度のロイヤリティ等を当期にも計上しました。

今後の展望

  • 銅では、ケブラダ・ブランカ銅鉱山でのフェーズ2開発計画の検討を、またシエラゴルダ銅鉱山においてデボトルネッキングを計画通り進めるとともに、他の海外銅鉱山においても安定操業を継続します。
  • 金では、菱刈鉱山での安定操業を継続しつつ、マインライフ延長に向けて積極的に探鉱を行います。2021年の生産開始に向け、コテ金開発プロジェクトに全力を挙げて取り組みます。

製錬セグメント

国内では愛媛県の東予工場(銅)・ニッケル工場(ニッケル)、海外ではコーラルベイニッケル社(フィリピン)・タガニートHPALニッケル社(フィリピン)などを拠点として、世界最高水準の技術で高品位の金属素材を生産・販売しています。また、金属製錬は環境に対し負荷を与える事業でもあるため、CO₂などの排出物質をさらに少なくすることをめざして技術開発を行っています。

当期業績概要について

  • 銅製錬では、45万4千トンと過去最高の生産量を達成し、販売量も前期を上回りました。
  • ニッケル製錬では、タガニートHPALニッケル社での設備トラブルによる減産により、電気ニッケルの生産量および販売量は前期を下回り、セグメント利益は前期を下回りました。
  • 今年1月より、ニッケル製錬の副産物回収として、酸化スカンジウムの商業生産を開始しました。

今後の展望

  • 銅製錬は、10月下旬から工場の定期補修を予定していることから、42万トンの生産を計画しています。
  • ニッケル製錬では、タガニートHPALニッケル社での設備稼働率の向上策を実施し、フル生産体制での操業を進めていきます。
  • 副産物回収として、クロマイトの回収工程の建設を進めていきます。

材料セグメント

半導体材料・機能性材料として多種多様の金属がさまざまな用途で使われています。電子回路としての銅、コンデンサに使われるニッケル粉、液晶画面に使われるインジウムなどです。当社では1960年から材料事業を展開してきました。培われた技術で金属をさらに最先端製品に加工し、顧客ニーズにマッチした形で提供しています。

当期業績概要について

  • 電池材料の販売は、旺盛な需要を背景に過去最高の出荷量を記録しました。
  • 結晶材料では顧客の在庫調整が続いているものの、前期に計上した有形固定資産減損損失が当期に計上されなかったことなどにより、セグメント利益は前期を上回りました。

今後の展望

  • 電池材料では、自動車の電動化を背景に引き続き旺盛な需要に対応するため、フル生産を継続します。
  • スマートフォン市場の成長鈍化が懸念されるものの、粉体材料や結晶材料ともに前期並みの販売を計画しています。
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