セグメント別情報

最新データ更新: 2016年5月

資源セグメント

当社資源事業は1690年に発見された別子銅山にさかのぼります。そこで培われた技術は1983年開坑の菱刈鉱山に受け継がれました。菱刈鉱山は世界でも有数の金鉱山として、多くの金を産出しております。
さらに、海外鉱山開発にいち早く取り組んでおり、世界各地において自社探鉱や開発案件の調査を進めています。
今後も菱刈鉱山・ポゴ金鉱山の安定操業に努めるとともに、銅・ニッケル・金の資源開発を積極的に推進していきます。

2015年度業績概要について

  • 菱刈鉱山(鹿児島県)の2015年度の金の生産量は6.9トンとなりました。
  • ポゴ金鉱山(アメリカ)では品位低下により前年度と比べ生産量は減少し、2015年度の生産量は8.8トンとなりました。
  • 海外銅鉱山では、モレンシー銅鉱山では拡張プロジェクトが2015年5月に完成し、生産量は大幅に増加しました。またセロベルデ銅鉱山(ペルー)でも拡張プロジェクトが2016年3月末に完成し、今後生産量の伸びが期待されます。シエラゴルダ銅鉱山では2015年7月から商業生産に入りましたが、操業立ち上げの遅れおよび金属価格下落などにより損失を計上しました。

今後の展望

  • 2月にモレンシー銅鉱山の権益の追加取得に合意し、5月に取得の手続きが完了しました。今後の優良な資源の確保が見込まれます。
  • シエラゴルダ銅鉱山では、操業度の向上とコスト削減により、損失を減少させる取り組みを進めていきます。
  • 金では、マインライフ最大化の観点から菱刈鉱山の2016年度の生産量は、6.0トンを計画しています。

製錬セグメント

国内では愛媛県の東予工場(銅)・ニッケル工場(ニッケル)、海外ではコーラルベイニッケル社(フィリピン)・タガニートHPALニッケル社(フィリピン)などを拠点として、世界最高水準の技術で高品位の金属素材を生産・販売しています。また、金属製錬は環境に対し負荷を与える事業でもあるため、CO₂などの排出物質をさらに少なくすることをめざして技術開発を行っています。

2015年度業績概要について

  • 銅製錬では、2015年度に東予工場(愛媛県)で2年振りの定期修繕を行いましたが、計画通りとなる約42万トンを生産しました。
  • ニッケル製錬では、フィリピンのタガニートHPALニッケル社、コーラルベイニッケル社はともに安定的な生産を継続しました。ニッケル工場および播磨事業所での生産も順調に推移しています。

今後の展望

  • 銅製錬は安定した製錬マージンを確保できることから、操業度の維持とコスト削減により競争力強化を図っていきます。
  • ニッケル製錬では、価格の急激な回復は見込みにくい状況が続くと想定されますが、タガニートおよびコーラルベイでHPALプラントの安定した操業を行うことで確実にコストを下げ、利益の確保を図っていきます。

材料セグメント

半導体材料・機能性材料として多種多様の金属がさまざまな用途で使われています。電子回路としての銅、コンデンサ に使われるニッケル粉、液晶画面に使われるインジウムなどです。当社では1960年から材料事業を展開してきました。培われた技術で金属をさらに最先端製 品に加工し、顧客ニーズにマッチした形で提供しています。

2015年度業績概要について

  • 電池材料は、車載用電池向け需要が好調で大幅に販売が増加しました。また、2016年3月には新たな拠点となる住鉱エナジーマテリアル㈱楢葉工場(福島県)が完成しました。
  • 結晶材料は、スマートフォン向け部材の需要が好調で、住鉱国富電子㈱(北海道)、大口電子㈱(鹿児島県)、青梅事業所(東京都)で増産を進めました。

今後の展望

  • 電池材料では、車載用電池向けのさらなる需要拡大が見込めることから、今後も増産を進めていきます。
  • スマートフォン向けSAWフィルターの部材として使われる結晶材料(タンタル酸リチウム基板、ニオブ酸リチウム基板)の増産を確実に進めていきます。
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