ニッケル鉱石中の鉄分資源化技術の開発について

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2013年6月3日
住友金属鉱山株式会社

住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区、社長:家守伸正)は、フィリピン共和国においてHPAL法によりニッケル・コバルト混合硫化物を生産していますが、HPAL 法で発生する残渣中には鉄がヘマタイトとして存在します。その鉄品位は概ね30~40%と低いため鉄鋼原料としては使用できず、埋め立て処理しています。
このたび当社では、HPAL 法でニッケルおよびコバルト分を浸出・回収した後の工程を見直すことにより、残渣の鉄品位を一般的な鉄鉱石と同等の60%程度まで引き上げることに成功いたしました。

詳細につきましては、以下PDFファイルをご覧ください。

ニッケル鉱石中の鉄分資源化技術の開発について