「えひめEVサーキュラーエコノミー推進協議会」に入会
2025年10月15日
住友金属鉱山株式会社
住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区)は、10月15日に愛媛県が設立した「えひめEVサーキュラーエコノミー推進協議会」に入会しました。
本協議会は、脱炭素社会の実現に向けた電気自動車(EV)の普及と、EV・バッテリーの再利用・再資源化を通じたEVサーキュラーエコノミー推進による地域経済の活性化、国内初の「地域完結型EV資源循環モデル」の構築に取り組むことを目的とする会です。
住友金属鉱山は、東予工場(愛媛県西条市)とニッケル工場(愛媛県新居浜市)内に、使用済みのリチウムイオン二次電池(LIB)などから銅、ニッケル、コバルト、リチウムを回収(注)するリサイクルプラントを建設中で、同プラントは2026年6月に完工予定です。再資源化したリサイクルニッケル・コバルト・リチウムを原料として、EV用LIB等の正極材を磯浦工場(愛媛県新居浜市)で製造し、「電池 to 電池」のリサイクル実現を目指しています。
本協議会においては、住友金属鉱山とLIB集荷体制に関するパートナーシップ協定を締結しているオオノ開發株式会社(本社:愛媛県松山市)と共にバッテリーリサイクル部会のメンバーとして活動します。今後もサーキュラーエコノミーの実現と官民連携による地域経済の活性化に貢献してまいります。
(注)リチウムの再資源化は関東電化工業株式会社(本社:東京都千代田区)との共同開発