従業員の安全・衛生

中期目標と進捗

2030年のありたい姿実現に向けて、KPIごとに進捗を管理し、2030年までの達成基準・行動計画を策定しています。

1. 労働災害の発生防止

  • 重篤災害:ゼロ(国内外、協力会社含む)
  • 全災害:対前年減少、最終的にゼロを目指す
2022年度実績 2023年度予定 21中計最終年度
(2024年度)
27中計最終年度
(2030年度)
  • 重篤災害:3件
  • 全災害:
    ※()内、前年度実績
    国内社員:24件(20件)、協力会社社員:5件(8件)、海外社員:1件(2件)

重篤災害発生。繰り返し災害多く、全災害目標値を超える。5~7月災害多発し、7月に非常事態宣言を発令した後一旦沈静化、11~12月は無災害であった設備本質安全化・歩車分離対策・フォークリフトへのAIカメラの設置の推進、不安全行動を放置しないため監督者による作業観察を実施、VR研修の本格的な開始
  • 自動運転設備安全対策の総点検を行い、見つかったリスクについて対策を推進する
  • AIカメラ活用・歩車分離など重機安全対策の継続
  • 巡視やパトロールで現地での作業観察の実施状況を把握、指導を行い、リスクの発掘や改善を行う
  • 新たなオリジナルコンテンツによるVR体験教育の発展
達成基準 重篤災害:ゼロ(国内外、協力会社含む)

2024年目標値
国内社員 全災害:7件/年以下
協力会社 全災害:2件/年以下
海外社員 全災害:1件/年以下
全中計期間を通じた目標
重篤災害:ゼロ(国内外、協力会社含む)
全災害:対前年減少(最終的にゼロを目指す)
行動計画
  1. 設備安全化
    1)鉱山・電池工場においてスマート化着手
    2)リスクアセスメントマニュアルの教育
  2. 管理体制構築
    1)ライン管理の実態把握
    • 作業観察の活用
    • 繰り返し災害対策の確認・見直し
  3. 3. 人づくり
    1)管理監督者他への各種教育計画策定
    2)全員対象教育の改善
    VRを活用した危険体感訓
  1. 設備安全化
    1)スマート化の推進(24中計)、実現
    2)リスクアセスメントマニュアルによる設備の安全化(24中計)、拡充
  2. 管理体制構築
    1)ライン管理の強化(24中計)、運営
  3. 人づくり
    1)管理監督者教育の見直し(24中計)、定着
    2)新たな全員対象教育の検討(24中計)、実施

2. 業務上疾病の発生防止

  • 健康リスクの高い作業場数:対前年削減
  • 業務上疾病の発生:ゼロ
2022年度実績 2023年度予定 21中計最終年度
(2024年度)
27中計最終年度
(2030年度)
  • 健康リスクの高い作業場数:対前年削減
    2022年:2件(2021年:5件)
  • 業務上疾病の発生:ゼロ

設備破損等で作業環境の悪化が起こっているため、日常点検の強化を図る
タイムラプスカメラ・粉塵計等を用いた作業環境の可視化推進熱環境管理基準に基づいて対応をとったところ、坑内作業での熱中症発生がゼロになった
《良好な作業環境確保のための設備改善継続と作業環境悪化未然防止のための管理強化》
  • 個人ばく露提言のための坑内自動HLDや各種作業環境可視化ツール導入など新たな技術の導入を促進
  • 設備保全(点検・修繕)の強化
  • 設備・管理改善に関する良好事例の共有化
達成基準
  • 健康リスクの高い作業場数:対前年削減
  • 業務上疾病の発生:ゼロ
全中計期間を通じた目標
  • 健康リスクの高い作業場数:対前年削減
  • 新たなリスクにも対応(24中計)
  • 快適な職場環境の実現(27中計)
  • 業務上疾病の発生:ゼロ
行動計画
  • トップ主導による設備改善の推進
  • ライン管理による管理技術のレベルアップと改善効果の維持管理
  • 個人ばく露時間の短縮個人サンプリングや連続監視データの解析・活用。熱中症予防人体センサー活用等
  • 労働衛生3管理(作業環境管理、作業管理および健康管理)の徹底
  • 左記の継続と見直し
  • 新たな規制や取扱物質リスクにも対応(24中計)
  • スマート化による作業負荷の改善や健康管理の強化も含む(27中計)