SMILE-UP.社等への当社対応(続報)

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2024年2月15日
住友金属鉱山株式会社

当社は、2022年10月から、株式会社ジャニーズ事務所(現・株式会社SMILE-UP.)に所属していた生田斗真氏を企業広告に起用しています。

2023年9月21日付「ジャニーズ事務所に対する当社の対応について」でお知らせのとおり、当社は、故ジャニー喜多川氏による性加害は決して許されることのない人権侵害問題であると考え、国際連合の「ビジネスと人権に関する指導原則」をはじめとする国際的な規範に基づき制定した「住友金属鉱山グループ人権方針」に則した対応を実施してまいりました。

具体的には、サプライチェーン上における人権侵害リスクを低減できる立場として、同事務所へ「被害実態の徹底的な調査」「十分な救済措置の実施」「さらなる人権侵害の防止」を要請し、また、これらが実行されない場合は取引関係を維持できない旨を、2023年9月4日に文書で伝えました。

また、その後は、当社要請に関する同事務所の取り組み状況を、「ビジネスと人権」の観点から独自にモニタリングしてまいりました。

2023年11月に生田斗真氏が独立され、現在、当社とSMILE-UP.社、またはSMILE-UP.社の芸能プロダクション業務を担う予定の株式会社STARTO ENTERTAINMENTとの間に取引関係はありませんが、直近までサプライチェーン上における人権侵害リスクを低減できる立場にあった者として、モニタリングを踏まえた当社見解(評価できる点、改善が必要だと思われる点)を、2月上旬に両社に文書で伝えました。また、本広告起用に関するサプライチェーン上の関係者にも、人権尊重に向けた責任ある企業としての姿勢や取り組みについて共有しております。

当社は今後も「住友金属鉱山グループ人権方針」に則り、人権尊重の取り組みを推進してまいります。