フォトギャラリー

タガニートHPALニッケル社(フィリピン)のプラント

製錬事業ニッケルタガニート・コーラルベイ

解説・詳細

フィリピンにある住友金属鉱山グループの二つ目のHPALプラント。当社グループが世界で初めて商業生産に成功した「HPAL」技術で低品位の鉱石からニッケル・コバルト混合硫化物を製造し、電気ニッケルや硫酸ニッケル等の中間原料として、ニッケル工場と播磨事業所へ輸出しています。2013年生産開始。

国富鉱山大煙突

製錬事業住友金属鉱山の歴史

解説・詳細

北海道岩内郡共和町の国富大煙突は、国富鉱業所の銅製錬事業の排気用煙突として1944年に完成。2002年にその役目を終え、2013年8月に解体されました。はるか遠くから見える大煙突は、戦後の事業の盛衰を見守り、共和町住民から街の目印として長く慕われました。

マテリアルの価値を見極める材料分析

材料事業

解説・詳細

正確な材料分析は、先端材料や機能性材料の創製に不可欠です。正確な成分組成や定量分析などを行います。

東予工場

製錬事業東予工場

解説・詳細

愛媛県西条市にある銅製錬の拠点です。自溶炉の火は、別子銅山の焼鉱窯に由来する、住友の精神を受け継ぐもの。1971年の操業開始から半世紀が経過した現在、世界トップレベルの生産能力とコスト競争力を誇る、主力製錬所へ成長しました。電気銅、硫酸銅のほか、金インゴット、ショット金、ショット銀などを生産しています。

植林事業で緑を回復した別子銅山跡

別子銅山住友金属鉱山の歴史

解説・詳細

1690年、伊予国(愛媛県新居浜市の南東)で銅鉱石の大露頭が見つかって以来、長年にわたって山林の伐採が続いたため、森林はいったん消失してしまいました。そこで、1894年から植林事業を開始。ピーク時には年間200万本を超える植林を行った結果、現在は緑豊かな山林を回復、多様な生態系を育んでいます。

東予工場で製錬される金のインゴット

製錬事業東予工場資源事業菱刈鉱山

解説・詳細

金鉱石は東予工場で99.99%の純金に精製され、所定の重量のインゴット(鋳塊)に鋳造されます。最後にマーク、ナンバー、純度などが刻印され、完成。

海外銅鉱山で採掘された酸化鉱

資源事業

解説・詳細

採掘された鉱石は選鉱で純度を高めてから製錬プロセスに渡します。

セロ・ベルデ銅鉱山(ペルー)

資源事業セロ・ベルデ

解説・詳細

2005年に権益を取得したペルーにある銅鉱山。セロ・ベルデはモレンシー銅鉱山(アメリカ)と並ぶ、世界トップクラスの優良鉱山です。
採掘されたばかりの鉱石に含まれる銅は1%未満ですが、選鉱工程で23%まで銅含有量を高めた銅精鉱となります。銅精鉱は海路を約2カ月かけて東予工場へと運ばれ、製錬工程を経て純度99.99%以上の電気銅となります。

セロ・ベルデ銅鉱山(ペルー)の採掘の様子

資源事業セロ・ベルデ

解説・詳細

セロ・ベルデ銅鉱山では「露天掘り」という方法で鉱石を採掘しています。大型重機を使って地表から地下へと掘り進めていきます。

セロ・ベルデ銅鉱山(ペルー)

資源事業セロ・ベルデ

解説・詳細

セロ・ベルデ銅鉱山では「露天掘り」という方法で鉱石を採掘しています。大型重機を使って地表から地下へと掘り進めていきます。

モレンシー銅鉱山(アメリカ)の権益追加取得の記念に寄贈された彫刻

資源事業モレンシー住友金属鉱山の歴史

解説・詳細

権益取得から30年後の2016年に、共同経営を行なってきたビジネスパートナーとの間に権益の追加取得が成立。長期にわたってパートナー会社や地域社会と深い信頼関係を築いています。

世界中で採掘される銅鉱石

資源事業

解説・詳細

住友金属鉱山グループは、グローバルな資源企業との長年のパートナーシップを生かして、アメリカのモレンシー銅鉱山、ペルーのセロ・ベルデ銅鉱山など、世界有数の銅鉱山の経営に参画しています。

カンデラリア銅鉱山(チリ)

資源事業カンデラリア

解説・詳細

鉱物資源大国チリの第III州に位置するカンデラリア銅鉱山。1992年に権益を取得しました。

世界の電子産業を支える「青梅事業所」

材料事業青梅事業所

解説・詳細

東京都青梅市にある青梅事業所は、住友金属鉱山グループの機能性材料製品の主要生産供給拠点です。当社グループに受け継がれてきた「ものづくり」への真摯な姿勢を継承し、高品質な水準の製品を安定的に供給できるよう日々取り組みを進めています。

IoTや5G通信のトレンドに応えるAuSn枠

材料事業

解説・詳細

AuSn枠は、金と錫のろう材(ろう付けで接合や封止をする合金)のこと。IoTや5G通信の進展により電子部品が増加。高機能性材料のニーズが高まっています。

往時の盛業を伝える住友銅吹所跡

製錬事業住友金属鉱山の歴史

解説・詳細

大阪市中央区島之内1丁目には、1640年ごろに住友家(泉屋)が開いた銅吹所(製錬所)の碑があります。周辺は多くの川があり、運搬の便の良さから多くの銅吹所があった所。当時の日本は世界有数の銅産国であり、全国から集まる銅鉱石が精錬されて、海外にも輸出されていました。住友銅吹所は日本の生産量の3分の1を精錬していたと言われています。

往時の盛業を伝える住友銅吹所跡

製錬事業住友金属鉱山の歴史

解説・詳細

大阪市中央区島之内1丁目には、1640年ごろに住友家(泉屋)が開いた銅吹所(製錬所)の碑があります。周辺は多くの川があり、運搬の便の良さから多くの銅吹所があった所。当時の日本は世界有数の銅産国であり、全国か集まる銅鉱石が製錬されて、海外にも輸出されていました。住友銅吹所は日本の生産量の3分の1を精錬していたと言われています。

現代社会を支える電気銅

製錬事業製品

解説・詳細

電気銅は住友金属鉱山グループの主力製品の一つ。電線からエレクトロニクスまで幅広い用途に利用され、現代社会を支えるベースメタルです。

幅広い分野で活躍する硫酸ニッケル

製錬事業ニッケルニッケル工場製品播磨事業所

解説・詳細

住友金属鉱山製の硫酸ニッケルは、ニッケルめっき用として広く使用されているほか、アルミ発色、触媒、電池材料等の分野でも活躍しています。

菱刈鉱山の坑内作業

資源事業菱刈鉱山

解説・詳細

発破(爆薬)で砕いた後、鉱石を坑外に運び出します。

重機が行き来する坑道

資源事業菱刈鉱山

解説・詳細

菱刈鉱山の坑道は、大型の鉱山用重機が自由に移動できる広さの坑道が網の目のように張り巡らされています。

セロ・ベルデ銅鉱山(ペルー)一帯は砂漠地帯

資源事業セロ・ベルデ

解説・詳細

セロ・ベルデ銅鉱山があるのは、年間の平均降水量がわずか40mmの砂漠地帯です。厳しい自然環境に適応した植物だけが生息できます。

ニッケル工場で生産された電気ニッケル

製錬事業ニッケルニッケル工場製品

解説・詳細

住友金属鉱山製の電気ニッケルは、ニッケル純度99.99%。電子材料や特殊鋼などに使用され、日本の最先端技術に欠くことのできない重要な金属です。国内で電気ニッケルの生産を行っているのは当社のみです。

東予工場の転炉プロセス

製錬事業東予工場

解説・詳細

銅を25-30%程度含む銅精鉱から純度98%程度の粗銅を作るため、まず自溶炉で銅を60~65%まで濃縮します。その後、純度を上げるため転炉に送られ、純度98%の粗銅が取り出され、さらに精製炉で酸素濃度の調整が行われます。

東予工場で生産された電気銅

製錬事業東予工場

解説・詳細

精製炉から取り出された「精製アノード」は、電解工程を経て純度99.99%の電気銅になります。

東予工場の金鋳造プロセス

製錬事業東予工場

解説・詳細

東予工場では銅の他にさまざまなサイズの金インゴットを鋳造したり、粒状のショット金も生産しています。菱刈鉱山で産出した金鉱石は、自溶炉に投入された後、貴金属プラントを経て、純度99.99%の純金となって取り出されます。また銅精鉱に含まれる微量な金も全て回収しています。

東予工場の銅鋳造の様子

製錬事業東予工場

解説・詳細

精製炉から取り出された銅はモールド(型枠)で鋳造され「精製アノード」になります。精製アノードは電解で純度99.99%の電気銅を製造するための陽極板で、重量は約400kg。

東予工場の銅鋳造の様子

製錬事業東予工場

解説・詳細

精製炉から取り出された銅はモールド(型枠)で鋳造され「精製アノード」になります。精製アノードは電解で純度99.99%の電気銅を製造するための陽極板で、重量は約400kg。

ハイブリッド車に欠かせない水酸化ニッケル

材料事業ニッケル製品

解説・詳細

水酸化ニッケルはニッケル水素電池の正極材活物質として、主にハイブリッド車に使われています。資源・製錬・材料の3事業連携により、ニッケル原料から電池材料まで一貫生産ができることが、住友金属鉱山の強みです。

ニッケル工場

製錬事業ニッケルニッケル工場

解説・詳細

ニッケル工場は愛媛県新居浜市にある、電気ニッケルと電気コバルトを生産する国内唯一の工場です。住友は1930年代からニッケルの国内製錬に先鞭をつけ、1939年に事業化に成功。1993年には高い生産効率とコスト競争力を誇る新時代の製錬方法へと全面転換しました。

セロ・ベルデ銅鉱山(ペルー)

資源事業セロ・ベルデ

解説・詳細

セロ・ベルデ銅鉱山では「露天掘り」という方法で鉱石を採掘しています。大型重機を使って地表から地下へと掘り進めていきます。

菱刈鉱山の穿孔の様子

資源事業菱刈鉱山

解説・詳細

採掘は、発破で鉱石を砕く必要があるため、まず削孔機で爆薬を装填する穴を開けます。

菱刈鉱山の穿孔の様子

資源事業菱刈鉱山

解説・詳細

採掘は、発破で鉱石を砕く必要があるため、まず削孔機で爆薬を装填する穴を開けます。

四阪島に通う連絡船

製錬事業別子銅山住友金属鉱山の歴史

解説・詳細

明治期に別子銅山の銅製錬による公害対策として製錬設備が四阪島に移されて以来、島との行き来を100年以上連絡船が担ってきました。

コテ(カナダ)周辺地域の鉱石

資源事業コテ

解説・詳細

2017年にカナダ・オンタリオ州のコテ金開発プロジェクトの権益を取得。2023年の生産開始に向けてプロジェクトチームによる準備が進行しています。

車載用二次電池正極材料を提供

材料事業製品

解説・詳細

自動車の電動化の進展に伴い、車載用二次電池の需要が急拡大しています。車載用二次電池に欠かせない高品質の正極材料を、安定的に生産しています。

1キログラムのゴールドバー

資源事業菱刈鉱山製錬事業東予工場

解説・詳細

1キログラムのゴールドバーを作るためには、高純度を誇る菱刈鉱山の金鉱石をもってしても約50トンが必要です。

総延長100キロメートル以上に及ぶ坑道

資源事業菱刈鉱山

解説・詳細

菱刈鉱山の坑道は、標高265メートルにある坑口(入り口)から、海抜マイナス80メートルの深さまで、総延長100キロメートル以上にも及びます。

菱刈鉱山の坑口

資源事業菱刈鉱山

解説・詳細

鉱山の入口を「坑口」、鉱山のなかの道を「坑道」といいます。

セロ・ベルデ銅鉱山(ペルー)

資源事業セロ・ベルデ

解説・詳細

2005年に権益を取得したペルーにある銅鉱山。セロ・ベルデはモレンシー銅鉱山(アメリカ)と並ぶ、世界トップクラスの優良鉱山です。
採掘されたばかりの鉱石に含まれる銅は1%未満ですが、選鉱工程で23%まで銅含有量を高めた銅精鉱となります。銅精鉱は海路を約2カ月かけて東予工場へと運ばれ、製錬工程を経て純度99.99%以上の電気銅となります。

セロ・ベルデ銅鉱山(ペルー)の採掘の様子

資源事業セロ・ベルデ

解説・詳細

セロ・ベルデ銅鉱山では「露天掘り」という方法で鉱石を採掘しています。大型重機を使って地表から地下へと掘り進めていきます。

セロ・ベルデ銅鉱山(ペルー)

資源事業セロ・ベルデ

解説・詳細

2005年に権益を取得したペルーにある銅鉱山。セロ・ベルデはモレンシー銅鉱山(アメリカ)と並ぶ、世界トップクラスの優良鉱山です。銅品位1%弱の鉱石を採掘、選鉱工程で30%まで純度を高めた銅精鉱を生産し、海路を約2カ月かけて東予工場に運び、製錬を行います。

セロ・ベルデ銅鉱山(ペルー)

資源事業セロ・ベルデ

解説・詳細

2005年に権益を取得したペルーにある銅鉱山。セロ・ベルデはモレンシー銅鉱山(アメリカ)と並ぶ、世界トップクラスの優良鉱山です。銅品位1%弱の鉱石を採掘、選鉱工程で30%まで純度を高めた銅精鉱を生産し、海路を約2カ月かけて東予工場に運び、製錬を行います。

菱刈鉱山の穿孔の様子

資源事業菱刈鉱山

解説・詳細

採掘は、発破で鉱石を砕く必要があるため、まず削孔機で爆薬を装填する穴を開けます。

別子銅山の遺構「第三変電所」

別子銅山住友金属鉱山の歴史

解説・詳細

国内最大規模の銅鉱床、別子銅山が残した産業遺産群は、山から四阪島まで全長40㎞に及びます。

日本一の産金量を誇る菱刈鉱山

資源事業菱刈鉱山

解説・詳細

1981年、鹿児島県(現・伊佐市)の豊かな緑に囲まれた谷間で金の鉱床が発見されました。1985年にはその菱刈鉱山から出鉱を開始。現在も、日本一の産金量を誇っています。

コーラルベイニッケル社(フィリピン)の看板

製錬事業ニッケルタガニート・コーラルベイ

解説・詳細

フィリピンにある住友金属鉱山のグループ会社、コーラルベイニッケル。当社が世界に先駆け初めて商業生産に成功したHPALプラントがあります。ニッケル・コバルト混合硫化物を製造し、ニッケル工場と播磨事業所へ輸出しています。

東予工場 精銅課

製錬事業東予工場

解説・詳細

精銅課はかつて精銅工場という一つの工場でしたが、今は東予工場と統合されています。

金産出量日本一を記念した鉱石

資源事業菱刈鉱山

解説・詳細

住友金属鉱山の保有する菱刈鉱山は、現在も年間約6トンと、日本で最も多くの金を産出しています。写真は産出量日本一を記念した鉱石です。

本社2階エレベーターホール

住友金属鉱山の歴史

解説・詳細

南蛮吹き、別子銅山、銅製錬所の近代化など、400年以上に及ぶ住友金属鉱山の長い歴史と成長は、銅とともにあり続けてきました。住友の源流事業を受け継ぐ住友金属鉱山の本社には、社内各所に銅が用いられています。

本社屋上の大山積神社

別子銅山住友金属鉱山の歴史

解説・詳細

鉱山鎮守の神が祀られる別子銅山の大山積神社。 1691年の開坑時に今治市沖の大三島にある大山祇神社の分霊を奉祀したもので、主祭神の大山積神(オオヤマツミ)は、山の神、海の神、戦いの神として知られます。鉱山運営の鎮護と繁栄を願って、当社の本社屋上にも大山積神社が勧請されています。

播磨事業所

製錬事業ニッケル播磨事業所

解説・詳細

播磨事業所は1966年に亜鉛・鉛の製錬所と操業を開始し、現在は硫酸ニッケルの生産拠点となっています。

多目的研修施設「星越館」

サステナビリティ

解説・詳細

長期ビジョン「世界の非鉄リーダー」を目指すために、当社が重視している「ものづくり力の向上」。それに欠かせない人材育成の拠点として、主力工場や関係会社が集中する愛媛県新居浜市に危険体感型研修施設「王子館」と多目的研修施設「星越館」を所有しています。写真は「星越館」の外観。

人材育成の拠点「SMM戦略研修所」

サステナビリティ

解説・詳細

住友金属鉱山の将来を担う人材育成の拠点として、2010年9月静岡県裾野市に「SMM戦略研修所」を開設。日常から離れた自然豊かな環境の中で、創造性に溢れた経営戦略を検討・立案する場として活用しています。

人材育成の拠点「SMM戦略研修所」

サステナビリティ

解説・詳細

住友金属鉱山の将来を担う人材育成の拠点として、2010年9月に静岡県裾野市に「SMM戦略研修所」を開設。日常から離れた自然豊かな環境の中で、創造性に溢れた経営戦略を検討・立案する場として活用しています。

タガニートHPALニッケル社(フィリピン)の指差喚呼のサインボード

製錬事業ニッケルタガニート・コーラルベイ

解説・詳細

フィリピンのタガニートHPALニッケル社でも、安全確認のため日本式の指差喚呼が励行されています。

別子銅山の遺構「小足谷劇場跡」

別子銅山住友金属鉱山の歴史

解説・詳細

1889年に建設された小足谷劇場は(石垣の上)、収容人員は千人、回り舞台も備えた大規模なもので、毎年、京都や大阪から名優を招いて歌舞伎が演じられ、銅山で働く人たちにエンターテインメントを提供していました。

別子銅山の遺構「歓喜坑」

別子銅山住友金属鉱山の歴史

解説・詳細

1690年、住友が経営する吉岡銅山(岡山県高梁市)の手代田向重右衛門は、四国山中に有望な鉱脈があると聞き、険しい峠を越え、川を遡り、うっそうとした林を進んだ果てに露頭を発見しました。「歓喜坑」の名は、重右衛門一行が発見に際して抱き合い、歓喜したことにちなむと伝えられています。

別子銅山の遺構「貯鉱庫」

別子銅山住友金属鉱山の歴史

解説・詳細

採掘された銅鉱石はいったん「貯鉱庫」に集められ、選鉱場で鉱石を選別後、新居浜へ運ばれていきました。

別子銅山の遺構「第四通洞」の坑口

別子銅山住友金属鉱山の歴史

解説・詳細

鉱山は山頂付近の鉱脈から掘り始め、新たな鉱脈を求め、ふもとに向かって進みます。通洞は山腹から水平に掘削された坑道のことで、1886年に第一通洞が開通し、海抜156mまで下がって1915年に開通した第四通洞は、閉山まで大動脈として機能しました。

銅滴

製錬事業住友金属鉱山の歴史

解説・詳細

その昔、溶けた金属を鋳型に注ぐ際に滴りが自然に固って見るからに風情豊かな造形となることが注目を集めました。千差万別なそのフォルムは、さまざまな想像をかきたて、「金が積もる」として珍重されました。住友金属鉱山の金・銀・銅滴は、その姿を再現した縁起の良い置き物です。

通信端末を支えるタンタル酸リチウム

材料事業製品

解説・詳細

タンタル酸リチウムは、スマートフォンなどの通信端末の通信の品質向上に貢献する、SAWデバイスに使われます。

別子銅山閉山を詠んだ歌碑

別子銅山住友金属鉱山の歴史

解説・詳細

「この銅山(やま)を神とし仰ぎ幾代かも掘りつぎて来しことの畏(かし)こさ」は、住友家第十六代家長の友成が詠んだ短歌。友成は泉幸吉と号したアララギ派の歌人でもあり、斎藤茂吉に師事しました。1973年、別子銅山の歴史にピリオドが打たれることを受けた友成は、300年近い時の流れに想いをはせ、自然と人間への畏敬の念を込めて、閉山の感懐を歌に残しました。

菱刈鉱山ならではの高品位鉱石

資源事業菱刈鉱山

解説・詳細

菱刈鉱山の金鉱石は、鉱石1トン当たり金約20グラムと、世界トップクラスの金含有率を誇っています。世界的な平均(約3~5グラム/トン)に対して、約5倍もの金が含まれています。

別子銅山記念館

別子銅山住友金属鉱山の歴史

解説・詳細

283年にわたる別子銅山の歴史史料の数々が愛媛県新居浜市の記念館に整備され、一般にも公開されています。建物は鉱山をイメージした半地下形式で、サツキが屋根を覆っています。

セロ・ベルデ銅鉱山(ペルー)周辺案内看板

資源事業セロ・ベルデ

解説・詳細

セロ・ベルデ銅鉱山が位置する標高は海抜2,700m。近傍には銅精鉱を積み出すマタラニ港やインカ帝国の遺跡で知られるチチカカ湖があります。

湯之尾温泉

資源事業菱刈鉱山

解説・詳細

菱刈鉱山の坑内では、金鉱脈に伴う約65℃の温泉水が湧き出ています。
温泉水は坑内からポンプアップされ、約6キロメートルのパイプラインを通って、地元の湯之尾温泉へ供給されています。

ASEAN ミネラルアワード 受賞

製錬事業ニッケルタガニート・コーラルベイ

解説・詳細

コーラルベイニッケル社は東南アジア諸国連合(ASEAN)より、2019年のASEANミネラルアワード(ASEAN Mineral Awards)を受賞し、金属製錬部門において、持続可能な鉱物開発のベストプラクティス企業として第1位を獲得しました。

2019年鉱物産業環境大統領賞でプラチナム賞を受賞

製錬事業ニッケルタガニート・コーラルベイ

解説・詳細

コーラルベイニッケル社フィリピン環境天然資源省より「2019年鉱物産業環境大統領賞(2019 Presidential Mineral Industry Environmental Award,PMIEA)」で「プラチナム賞(大統領賞に次ぐ第2位)」を受賞しました。

モレンシー銅鉱山(アメリカ)

資源事業モレンシー

解説・詳細

優良銅鉱山として知られるモレンシー銅鉱山は、アメリカ・アリゾナ州にあります。1986年にその権益を取得し、海外銅鉱山への投資を本格化させるきっかけとなりました。

電気自動車に欠かせないニッケル酸リチウム(NCA)

材料事業ニッケル製品

解説・詳細

ニッケル酸リチウム(NCA)は、リチウムイオン電池の正極材として使われており、主に電気自動車に使用されています。資源・製錬・材料の3事業連携により、ニッケル原料から電池材料まで一貫生産ができることが、住友金属鉱山の強みです。

探鉱の様子

資源事業

解説・詳細

長年の経験から培った探鉱技術を持つ専門の探査スタッフが、環太平洋のポテンシャルの高い地域を中心に、金・銅に関する探鉱・参入案件の検討を積極展開しています。

フィリピンでのテーリングダムのリハビリテーション

サステナビリティ

解説・詳細

事業を通じて「地球および社会と共存する」というグループ経営理念は、世界の国々で実践されています。役目を終えたテーリングダム(無害化した不要鉱物の堆積場)に、植物を植えて緑に戻すリハビリテーションもその1つです。