非鉄金属資源の有効活用

リサイクル由来の原料比率

範囲 単位 2019
年度
2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
リサイクル原料および比率 住友金属鉱山グループ kt(%) 227(2.08) 229(2.13) 239(2.38) 236(2.21) 202(1.68)

気候変動

温室効果ガス(Greenhouse Gas: GHG)排出量

範囲 単位 2019
年度
2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
GHG排出量(総量) 住友金属鉱山グループ kt-CO2e 2,807 2,760 2,647 2,823 2,556
スコープ1(直接排出) 1,943 1,877 1,786 1,965 1,830
スコープ2(間接排出) 865 882 861 858 726
スコープ1に含まれるCO2以外の排出量 六フッ化硫黄(SF6) t-CO2e ̶ ̶ ̶ 1,847 0
ハイドロフルオロカーボン類(HFCs) ̶ ̶ ̶ 630 617
メタン(CH4) ̶ ̶ ̶ 149 161
一酸化二窒素(N2O) ̶ ̶ ̶ 0 0
三フッ化窒素(NF3) ̶ ̶ ̶ 0 0
パーフルオロカーボン類(PFCs) ̶ ̶ ̶ 0 0
  • 小数点以下の数値を四捨五入しているため、合計が合わない場合がある
  • 国内、海外ともに「GHGプロトコル」に基づき、排出係数は「地球温暖化対策の推進に関する法律」を用いて算定
  • 国内の購入電力由来のGHG排出係数は供給電力会社の調整後排出係数を使用
  • 海外の購入電力由来のGHG排出係数はIEA Emissions Factors-2023 editionの国別排出係数を使用
  • 「GHGプロトコル」に基づいて2022年度より開示

エネルギーおよびGHG排出原単位指数(範囲:国内製錬所)

範囲 単位 2019
年度
2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
エネルギー原単位指数 住友金属鉱山グループ ̶ 0.70 0.65 0.65 0.62 0.59
GHG排出原単位指数 0.67 0.63 0.64 0.60 0.58

エネルギーおよびGHG排出原単位指数:製品1トンの生産に消費したエネルギー量およびGHG排出量(1990年度を1として示している)

重大環境事故・生物多様性

事業活動における原材料およびエネルギー投入量

原材料投入量

範囲 単位 2019
年度
2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
原材料(総量) 住友金属鉱山グループ kt 13,116 12,777 11,936 12,840 11,998
原料 10,646 10,524 9,808 10,424 9,539
リサイクル原料 227 229 239 236 202
材料 2,243 2,024 1,889 2,180 2,257
  • 小数点以下の数値を四捨五入しているため、合計が合わない場合がある
  • 工場内リサイクルを除く

エネルギー投入量

範囲 単位 2019
年度
2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
エネルギー投入量(熱量換算) 住友金属鉱山グループ TJ 32,052 31,728 30,651 22,762 20,789
再生可能エネルギー 19 12 74 66 80
非再生可能エネルギー源 32,033 31,716 30,577 22,696 20,709
  • 2022年度以降は、国内外の事業活動において消費した燃料、熱、電気等を対象とし、電力使用量を熱量に換算する際、1千kWhあたり3.6GJにて換算している

事業活動における水資源投入量と排水量、水消費量

水資源投入量

範囲 単位 2019
年度
2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
水使用量 住友金属鉱山
グループ
千m3 180,348 200,305 181,271 197,186 174,287
淡水
取水量
表流水(河川) 14,085 13,717 13,954 15,321 15,082
雨水 36 68 53 44 40
地下水 8,059 6,657 7,108 7,586 8,401
工業用水
(他の組織からの水)
14,293 14,339 14,437 14,346 13,439
水道水
(他の組織からの水)
407 393 417 391 377
海水取水量 143,468 165,132 145,301 159,500 136,948
  • 小数点以下の数値を四捨五入しているため、合計が合わない場合がある
  • 当社は、公益財団法人世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature: WWF) Water Risk Filterを用いて水ストレスの高い地域を特定し評価しており、その結果、当社グループの生産拠点で水ストレスが高い地域はない

排水量

範囲 単位 2019
年度
2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
排水(総量) 住友金属鉱山グループ 千m3 174,392 199,057 176,781 196,736 175,139
海域 173,456 198,051 175,753 195,792 174,287
河川 890 965 974 879 789
下水道等 47 42 55 65 62
  • 小数点以下の数値を四捨五入しているため、合計が合わない場合がある
  • 閉鎖性海域に流入する河川への排出は“海域”とする

水消費量

範囲 単位 2019
年度
2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
全ての地域からの総水消費量 住友金属鉱山グループ 千m3 6,195 4,281 4,917 3,552 4,505
  • 水消費量は事業場ごとに取水量から排水量を差し引くことで推計している

水会計

「水資源投入量」、「排水量」、「水使用量」の詳細については、「水会計データ」をご覧ください。

事業活動における化学物質の排出量と移動量

範囲 単位 2019
年度
2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
大気への排出量(総量) 住友金属鉱山グループ t 2,742 3,257 3,175 3,295 3,182
大気への排出 SOx 1,376 1,733 1,739 1,715 1,692
NOx 1,271 1,444 1,352 1,512 1,425
ばいじん 95 80 84 68 66
水域への排出量(総量) 住友金属鉱山グループ t 68 64 59 65 55
水域への排出 COD※1(化学的酸素要求量) 55 49 48 49 48
BOD※2(生物化学的酸素要求量) 13 15 12 16 7
PRTR対象物質 移動量/排出量(総量) 住友金属鉱山グループ t 2,217 1,907 2,035 2,522 2,626
移動量 2,120 1,822 1,958 2,438 2,552
排出量 排出量(総量) 97 85 77 84 73
自社内埋立 2.7 0.8 0.8 0.8 0.4
土壌 0.7 1.7 0.9 0.7 0.6
水域 78.5 73.5 66.6 74.7 62.0
大気 15.4 8.6 8.8 8.1 10.5
  • 小数点以下の数値を四捨五入しているため、合計が合わない場合がある
  • ※1COD(化学的酸素要求量):海域への排出水を対象とし、河川に排出するもので閉鎖海域へ流出するものを含む
  • ※2BOD(生物化学的酸素要求量):河川への排出水を対象とし、閉鎖海域へ流入するものを除く

産業廃棄物などの最終処分量

範囲 単位 2019
年度
2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
最終処分量(総量)※1 住友金属鉱山グループ kt 71 52 60 74 70
産業廃棄物 70.1 50.9 59.0 73.7 69.0
鉱業廃棄物※2 0.8 0.7 0.7 0.7 0.7
  • ※1最終処分場行きと単純焼却を含む
  • ※2鉱山附属製錬所である東予工場から発生する鉱業廃棄物の排水殿物で、自社内埋立処分されるもの
  • 廃プラスチック排出量 (PDF:31KB)

設備投資における環境保全関連投資

範囲 単位 2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
2024
年度
(計画)
環境保全関連投資額(合計) 住友金属鉱山グループ 百万円 6,054 7,706 12,171 14,086 19,577
公害防止・環境保全 5,715 7,549 11,694 13,772 18,961
省エネルギー 339 157 477 314 616
環境保全関連投資の設備投資額に対する比率 住友金属鉱山グループ % 17.3 11.9 8.6 9.5 11.2
  • 小数点以下の数値を四捨五入しているため、合計が合わない場合がある

緑化面積

範囲 単位 A
開発し、緑化していない土地面積の合計(2022年度末)
B
2023年度新たに開発した土地面積
C
2023年度新たに緑化した土地面積
D
開発し、緑化していない土地面積の合計(A+B-C)
開発および緑化した土地の面積(2023年度) 住友金属鉱山グループ 菱刈鉱山 ha 22 0 0 22
コーラルベイニッケル 432 0 2※1 430
タガニートHPAL 456 41 9※2 488
  • 小数点以下の数値を四捨五入しているため、合計が合わない場合がある
  • ※1コーラルベイニッケルでは上記の開発地内の緑化面積のほかに、フィリピン政府と協議し、開発地外の近隣地域においても2023年度は新たに15haの緑化を進め、これまでの合計として164ha(竹林を含む)が緑化面積として認定されている
  • ※2タガニートHPALでは上記の開発地内の緑化面積のほかに、フィリピン政府と協議し、開発地外の近隣地域においても2023年度は新たに60haの緑化を進め、これまでの合計として670haが緑化面積として認定されている(敷地外緑化面積については、過去数値を見直し過年度修正を行った)

生物多様性の価値の高い地域での事業活動

現在、管理計画の作成を必要とする地域でのプロジェクトはありません。

範囲 単位 2023年度
地域および生産用地 住友金属鉱山グループ 瀬戸内海 ha 62 瀬戸内海国立公園に隣接する美濃島、家ノ島で(株)四阪製錬所(製造拠点)が操業。IUCNカテゴリー2同等地域に隣接
フィリピン 583 パラワン島でコーラルベイニッケル(製造拠点)が操業禁猟区、鳥の保護区IUCNカテゴリー4同等地域

国際自然保護連合(International Union for Conservation of Nature: IUCN)の定める保護地域に分類されるカテゴリー4以上の地域および隣接地域またはそれと同等と考えられる生物多様性の価値の高い地域(当社調査)
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