地球環境保全

事業活動による環境負荷(マテリアルフロー)

INPUT(資源)

GRI 301-1/301-2/302-1/303-3/303-5

原材料投入量

リサイクル由来の原料比率 2.26%

原料 計 9,498千t
金銀鉱(菱刈鉱) 175千t
銅精鉱 1,558千t
ニッケル酸化鉱 7,496千t
ニッケルマットほか 55千t
電池用原料 75千t
珪石等ALC用原料 80千t
水素化処理触媒用原料 58千t
リサイクル原料※1 計 220千t
銅系スクラップ類 127千t
亜鉛系二次原料 1千t
貴金属系ほか二次原料 6千t
電炉ダスト 86千t
汚泥・ばいじん 120t
ALC材 19t
材料 計 2,150千t
珪石(銅製錬用) 124千t
石灰系 1,361千t
ソーダ系 105千t
マグネシウム系 18千t
硫酸 453千t
セメントほか 89千t
  • 事業譲渡した住友金属鉱山シポレックス(株)の2024年9月末までのデータ

総取水量※2

全ての地域からの総水消費量※3 4,163千m3

淡水取水量 計 35,628千m3
表流水(河川) 14,218千m3
雨水 44千m3
地下水 7,535千m3
工業用水(他の組織からの水) 13,453千m3
水道水(他の組織からの水) 379千m3
海水取水量 計 158,037千m3
  • 小数点以下の数値を四捨五入しているため、合計が合わない場合があります
  • ※1工場内リサイクルを除きます
  • ※2当社はWWF Water Risk Filterを用いて水ストレスの高い地域を特定し評価しており、その結果、当社グループの生産拠点で水ストレスが高い地域はありません
  • ※3水消費量は事業場ごとに取水量から排水量を差し引くことで推計していますが、水関連の著しいインパクトを及ぼすような水の保管はありませんでした

OUTPUT(製品・排出物等)

GRI 303-4/305-1/305-2/305-7/306-1/306-2/306-3/G4-MM3

製品

リサイクル由来の製品比率 7.84%

菱刈鉱石 30千t
電気銅 443千t
19t
190t
石膏 31千t
電気ニッケル 60千t
硫酸ニッケル 9千t
塩化ニッケル 1千t
電気コバルト 3千t
粗酸化亜鉛 32千t
酸化スカンジウム 8t
クロマイト 65千t
硫黄 27千t
フェロニッケル 18千t
電池材料 68千t
ニッケル粉 109t
Ag/Pd 1t
硫酸 378千t
スラグ 1,278千t
水素化処理触媒 10千t
ALC(シポレックス) 159千m3
  • 事業譲渡した住友金属鉱山シポレックス(株)の2024年9月末までのデータ

排出

大気への排出量

GHG 計 2,556千t
スコープ1※1(直接排出) 1,724千t
スコープ2※2(間接排出) 632千t
SOx 1,452t
NOx 1,419t
ばいじん 92t

水域への排出量 121t

COD 51t
BOD 7t
全りん 1t
全窒素 62t

化学物質の排出量 76t

大気(PRTR) 5.2t
公共用水域(PRTR) 69.3t
事業所内土壌・埋立(PRTR) 1.6t

総排水量 190,915千m3

海域への排出※3 190,006千m3
河川への排出 847千m3
下水道等 61千m3

廃棄物※4 総排出量 6,827千t

うち、自社内埋立 6,730千t、PRTR対象物質移動量※5 2,374t

捨石 31千t
コーラルベイニッケル/タガニートHPALの浸出残渣ほか 6,698千t
産業廃棄物(国内) 97千t
その他 2千t
  • ※1国内、海外ともに「GHGプロトコル」に基づき、排出係数は「地球温暖化対策の推進に関する法律」を用いて算定しています
  • ※2国内の購入電力由来のGHG排出係数は供給電力会社の調整後排出係数を使用しています
    海外の購入電力由来のGHG排出係数はIEA Emissions Factorsのその時点での国別排出係数を使用しています
  • ※3閉鎖性海域に流入する河川への排出は“海域への排出”としています
  • ※4当社グループの関係会社に産業廃棄物処理を委託し、原料としてリサイクル処理しているため実質的には当社グループ外に排出されていないもの((特)汚泥(有害)など)が一部含まれます
  • ※5下水道移動量と事業所外移動量を合計しています

産業廃棄物などの最終処分量の推移

GRI 306-5

当社グループは、従来から産業廃棄物(国内)と鉱山附属製錬所の東予工場で発生する排水殿物(鉱業廃棄物)の最終処分量削減に取り組んでいます。2024年度の最終処分量は59ktで、2023年度よりも約11kt減少しました。減少の主要因は、(株)四阪製錬所における含鉄クリンカーの最終処分量の減少によります(産業廃棄物となる含鉄クリンカーの数量は増加しましたが、原材料化を進めたことにより含鉄クリンカーの最終処分量は減少しました)。

種類別および処理方法別の廃棄物(2024年度)

GRI 306-3/306-4/306-5

■ 処理区分別廃棄物量(有害※1/無害※2

(単位:kt)

  有害 無害 合計
処理方法※3 リサイクル 7.9 29.4 37.3
焼却(熱回収有) 0.3 1.3 1.5
焼却(熱回収無) 0.0 0.1 0.1
埋立 54.0 6,731.6 6,785.6
減容・その他 2.0 0.8 2.8
  64.3 6,763.1 6,827.4

(単位:kt)

自社内埋立/委託処理 自社内埋立 6,730
委託処理 98
  • 当社グループの関係会社に産業廃棄物処理を委託し、原料としてリサイクル処理しているため実質的には当社グループ外に排出されていないもの((特)汚泥(有害)など)が一部含まれます
  • ※1原則として排出している国の規制に従った定義によります
    日本国内では該当する法規制がないので、当社として次のように定義しています
    「特別管理産業廃棄物と管理型最終処分場へ行くもの(ただし、通常なら安定型最終処分場へ行くもの〈安定5品目〉でありながら、その立地が遠隔地にあるためにやむなく管理型最終処分場へ持っていかざるを得ないものを除きます)」
  • ※2有害廃棄物以外のもの
  • ※3社外での処理方法は処理業者との契約書およびマニフェストに基づいて確認しました
■ 産業廃棄物排出量の種類別割合(住友金属鉱山 国内グループ)
図:産業廃棄物排出量の種類別割合(国内)