重要課題・ガバナンス
非鉄金属の安定供給とサーキュラーエコノミーへの貢献
GRI 2-22/3-2/3-3
背景
社会の発展に欠かせない非鉄金属を始めとする資源は有限であり枯渇することが予想されています。また、資源の大量消費と廃棄を前提とした経済活動は地球環境への多大な負荷をかけています。このため社会全体でのサーキュラーエコノミーへの転換が求められています。
戦略
当社グループは、生活に欠かせない銅・ニッケルを安定的に供給するため、鉱山権益の獲得や製錬技術の向上に取り組みます。
また、サーキュラーエコノミーへの転換に向け特に資源利用に伴う環境影響の低減のため、リサイクル技術の活用に取り組みます。
KPI・目標・実績
2030年のありたい姿
高い技術力で非鉄金属資源を安定的に供給し、サーキュラーエコノミーの構築と維持に貢献する企業
KPI | 対象範囲 | 目標(2030年度) | 2024年度実績 |
---|---|---|---|
ニッケル生産量※1 | 住友金属鉱山 グループ |
10万トン/年 (ニッケル量) |
9.4万トン/年 (ニッケル量) |
銅権益生産量 | 住友金属鉱山グループが権益を保有する銅鉱山 | 30万トン/年 (銅量) |
23.2万トン/年 (銅量) |
リチウムイオン電池リサイクル処理量 | 住友金属鉱山グループ | 1万トン/年※2(年度) | 0トン 電池リサイクルプラントの建設中(2026年中頃完成予定) |
銅リサイクル処理量 | 住友金属鉱山グループ | 14万トン/年 (銅量)※3 |
10.4万トン/年 (銅量) |
製鋼煙灰リサイクル処理量 | 住友金属鉱山 国内グループ |
12万トン/年 | 8.0万トン/年 |
- ※1電気ニッケル・硫酸ニッケル・フェロニッケル・塩化ニッケルの生産量、車載用二次電池正極材料に含まれるニッケル(ただし、当社供給分除く。リサイクル由来のニッケルは含む)
- ※2リチウムイオン電池換算
- ※3電気銅46万トン/年に対してリサイクル率30%