事業紹介
世界でも類を見ない独自の3事業連携モデル
当社グループの特長は、「資源」「製錬」「材料」の3事業が、単なる垂直統合にとどまらず有機的に連携している点にあります。製錬事業を軸に、3事業が連携して持続可能なサプライチェーンを構築し、サーキュラーエコノミーやカーボンニュートラル社会の実現に貢献する「シン・3事業連携のビジネスモデル」は当社グループ の大きな強みです。
詳しくは、統合報告書2025「価値創造の仕組み」をご覧ください。
自社ニッケルサプライチェーン
鉱石
当社が権益を持つ鉱山からニッケル鉱石を安定して調達し、原料を確保することにより、資源調達リスクを低減

中間原料
当社が世界に先駆けて商業ベースで実用化したHPAL技術により低品位ニッケル酸化鉱石を製錬し、限りある非鉄金属資源を最大限に活用

金属素材
中間原料から硫酸ニッケルに加工。正極材の原料として材料事業へ安定供給し、高品質な電池材料の生産へとつなげる

電池材料
正極材に加工。製錬事業との連携により、供給素材の特性を最適化した製品を生産。品質等のトレーサビリティも実現

資源事業
優良鉱山の開発・運営を
グローバルに展開
300年以上受け継がれてきた鉱山開発・操業の経験を生かし、
商業規模で操業を継続している国内で最大の金鉱山
菱刈鉱山の運営や、世界各地での鉱山の開発・運営に
参画するとともに、資源確保に向けて新たな優良鉱山を求め、
各国でのプロジェクトを推進しています。
製錬事業
社会を支える金属素材を
高い技術力で安定的に供給
創業から430年以上の年月をかけて磨き続けてきた製錬技術をもって、
回収が難しい低品位鉱石からも高品質な金属素材を生み出し安定的に
供給するとともに、持続可能な循環型社会の構築に向けて
電池のリサイクルなどにより貢献しています。
材料事業
時代のニーズに即応し
素材に新たな価値を付加
自動車の電動化により今後さらなる需要拡大が見込まれる
二次電池向け正極材などの電池材料、主にエネルギー・環境と
情報通信の分野に利用される機能性材料を開発・生産しています。
