材料製品情報

ファラデー回転子

概要

WDM(波長分割多重伝送)技術は、光を制御しコントロールすることが重要です。ある物質特有の磁気光学現象を利用することで、光の一方通行路をつくる役目がファラデー回転子です。弊社では、液相エピタキシャル法による磁性膜の成膜技術を活かし、様々な特性を持つファラデー回転子を生産しています。

写真:ファラデー回転子

ファラデー回転子とは

Bi置換希土類鉄ガーネットからなる厚さ100~500µmの単結晶膜で、液相エピタキシャル成長法(Liquid Phase Epitaxy;LPE法)で製造されています。ファラデー回転子は、磁界を印加すると光の偏光方向を回転させる特性(磁気光学効果=ファラデー効果)を有し、光アイソレータ(光を一方向のみ透過させる光部品)や光サーキュレータ(光の出力ポートを可変させる光部品)等に利用され、近未来にかけての光通信社会に不可欠な材料として認知され、利用が益々拡大しています。

品質特性

詳しくは 株式会社グラノプト ホームページをご覧ください。