重要課題・ガバナンス
サプライチェーンマネジメント
GRI 2-22/3-2/3-3
背景
企業グループ内の活動だけでなくサプライチェーンの上流および下流における社会への影響を把握し、そのリスクおよび機会に対応することが求められています。
戦略
当社グループは、製造拠点における責任ある調達および生産に関する国際認証の取得に取り組み、サプライチェーンにおける人権侵害や環境汚染、腐敗等を回避・是正することに取り組みます。
また国際規範に則った苦情処理システム(グリーバンスメカニズム)を通じ、ステークホルダーの救済に取り組みます。
KPI・目標・実績
2030年のありたい姿
持続可能なサプライチェーンを構築している企業
| KPI | 対象範囲 | 目標 | 2024年度実績 |
|---|---|---|---|
| 国際認証※1に適合した当社グループ製錬所の割合 | 住友金属鉱山 グループ |
100% | 57% |
| 責任ある鉱物調達におけるデュー・ディリジェンスによる適切な調達先※2の割合 | 住友金属鉱山 グループ |
100% | デュー・ディリジェンス実施体制の検討・整備 |
| サプライチェーン全体におけるESGデュー・ディリジェンス※3の実施 | 住友金属鉱山 グループ |
調達※4におけるデュー・ディリジェンス実施・結果開示 (2026年度末) |
デュー・ディリジェンス実施体制の検討・整備 |
- ※1責任ある鉱物調達・生産に関する国際認証(例:JDDS、Copper Mark Criteriaなど)
- ※2国際認証取得済みの鉱山・製錬所等
- ※3ISO20400「持続可能な調達に関するガイダンス(Sustainable Procurement Guidance)」等に従い、気候変動対策、環境保全、人権(労働安全衛生を含む)、労働慣行、地域コミュニティの発展、企業統治、倫理、腐敗防止等の領域を対象とする。
- ※4モノ・サービスの調達、物流・工事発注等の契約等を含む(鉱物調達は除く)