実直

ひたむきに「普通のこと」を。
経理の仕事で、
グローバルなプロジェクトを支える。

背中が語っていた。
前に進め
自分を出せ、と。

社会の基盤を支える事業に関わりたい。海外でも活躍したい。魅力的な人たちと仕事がしたい。求めるすべての願いを叶える環境が、住友金属鉱山にはあった。小谷はそう話す。

「とくに惹かれたのが『人の魅力』でした。時間をかけてじっくりと私たちに向き合ってくれる人事の方々。和気あいあいとしながら、自らの仕事を誇らしげに語る先輩たち。そのすべてが眩しく映りました。」

新居浜市にあるニッケル工場の経理担当としてキャリアをスタートさせた小谷。そこで目にしたのは、よりよいモノをつくろう、生産性を上げようと努力を続ける先輩たちの背中だった。

「もっと積極的に行動する、進取の姿勢を貫く。大事なことを教わりました。心がけたのは、『普通のこと』を突き詰めること。工場の台帳を適正につくり直す。通常の経理業務を迅速かつ正確にこなす。情報を収集し、自分なりのアイデアを発信する……。受け身の姿勢でいてはいけない。そう考えるようになって、仕事ぶりが大きく変わりました。」

プロジェクトを牽引する。
遠い背中を
追い続けている。

経営企画部での勤務を経て、現在は金属事業室の経理担当を務める。担当するのは、フィリピンで推進中のニッケル事業。円滑な事業の運営を目指して、投資の採算計算、パートナー対応、キャッシュフローの管理などを担っている。

「上司を含めて３人のチームで事業管理を担当しています。請求書発行や資料作成など、決められた仕事を確実に遂行すること。自分にできることは何かを考え、行動していくこと。これまでと変わらず、積極的な姿勢を貫き続けていけるよう努めています。重責を担う役職者と向き合う機会は、視野を広げてくれる貴重なものですし、国境を越えたコミュニケーションから、多くのことを学べています。」

いつかは海外で仕事をしたい。そう考える小谷に、強烈なインパクトを与えてくれているのが、同じチームに所属する上司の存在だ。

「プロジェクト全体を俯瞰し、マネジメントしていく力。そして、ものごとを前に進めていく牽引する力。すべてに圧倒されています。こうした指針を示してくれる先輩方がいてくれることも、この会社の大きな魅力。少しでもその背中に追いつきたいと努力を重ねているところです。」

まだ足りない。
あくなき向上心を胸に
夢のステージへ。

フィリピンでニッケルを採掘し、日本で精錬・加工する。会社の中心的な事業をサポートする。ビジネスとして成立させる。責任ある立場で、自らを磨き続ける小谷。日々、確かな成長を遂げながらも、彼女は常に自分に厳しい。

「今、私が海外に行ったとしても、すぐに活躍できるとは思えません。住友金属鉱山で活躍する先輩方は、マネジメント力に優れ、そのプレゼンテーションを聞いても、ハッとさせる説得力がある。その域に達するために、私がすべきことはまだまだあります。日々の仕事に実直に取り組みながら、自分にできることを広げていきたいですね。」

先輩社員の背中を、未来の自分と重ねて。小谷は今日も、一歩ずつ前へと進む。

「住友金属鉱山は少数精鋭の会社です。一人ひとりがやりがいのある仕事を任され、確かな成長機会に恵まれています。だからこそ、失敗を恐れず、前向きにチャレンジしていくことが大切です。ここには、時に厳しく、時に温かく、真摯に向き合ってくれる上司や先輩がいます。消極的なままでは、その人たちの足を引っ張ることになると思うのです。いつの日か、何かができる自分になって、周囲に貢献できる自分になって、夢を現実のものにしたいと考えています。」

学生へメッセージ

どれほど素晴らしい事業をしている会社でも、社員の雰囲気が自分と合わなければ、入社後に後悔することになるのではないでしょうか。会社の事業内容や知名度、給料はもちろん大切ですが、社員の雰囲気も注視して、自分が心地よく働けそうな会社を選ぶことをおすすめします。他の会社と比べると非鉄は地味な事業に見えるかもしれないですが、目立たず社会を支える意味のある事業だと思います。ただ、会社としてはダイナミックな社会の変化に対応するために挑戦を続けている最中です。一緒に会社を成長させていきたい、と思える人と働きたいですね。

ある1日のスケジュール

8:00

勤務開始、メールチェック。
9:00

フィリピンチームメンバーとの週次打ち合わせ、アクションリスト進捗確認。
10:00

外出。
12:00

昼休憩。
13:00

フィリピン現地との打ち合わせ（Web会議）。
15:00

議事録作成、次回打ち合わせの日程調整、資料準備。
17:00

終業。

休日の過ごし方

最近は新型コロナの影響で行けていませんが、旅行が何よりの楽しみです。国内外さまざまな場所を訪れましたが、イチオシはタイです。人の温かさ、文化の魅力、そして食べ物も最高においしい。あまりの居心地のよさに、4度もリピートしたくらいです。

実直

背中が語っていた。 前に進め 自分を出せ、と。

プロジェクトを牽引する。 遠い背中を 追い続けている。