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社員紹介
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技術系

天野 道

金属事業本部事業室
2004年入社 理工学研究科理工学専攻修了

貫徹

社会を支える「原点のものづくり」。
やり抜く力で、
さらなる高みを目指す。

少数精鋭——
ここでしか味わえない
達成感がある。

あらゆるモノづくりの「素」をつくりたい。そんな想いを強く抱いていた天野。数ある素材メーカーの中から住友金属鉱山を選ぶのに、迷いは一切なかったという。

「当時は、フィリピンでのニッケル製錬プロジェクトが発足したばかり。そこに携わりたいと強く願いました。原料鉱石からのニッケル製錬は、まさに原点からのモノづくり。そこに、大きな魅力とロマンを感じたんです。」

入社後は、ニッケル工場で湿式製錬の改善を任された。ニッケルの原料を溶解し得られた水溶液から不純物を除去して精製していく。より高い品質と、さらなる生産性・安全性を実現することがミッションだった。

「ニッケルの湿式製錬は、少しプロセスを変えただけで、アウトプットが大きく変わります。ロスを削減し、生産性を向上する。自らのアイデアで目に見える成果を初めて生み出した時の達成感は今も忘れることができません。住友金属鉱山は少数精鋭の会社。年齢に関係なく、やりがいのある仕事を任されます。」

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現場視点から事業視点へ。
磨き上げた技術を
会社の発展につなげる。

国内の製錬現場において数々の改善と新規設備の導入に携わった。渇望していたフィリピンの製錬プラントでも勤務し、海外の現場を支えることもできた。そして、現在、天野は本社に活動のフィールドを移し、新たなチャレンジに邁進している。

「ニッケル湿式製錬を行う国内外3工場の技術担当として、現場のサポートなどを担当しています。経営陣の意図を汲み、現場との橋渡し役となることで、品質の向上・適切な生産を実現していきます。モノづくり改善の主体はあくまで現場ですが、会社全体の質を担保し、ビジネスを成立させるうえで必要不可欠な仕事だと言えるでしょう。」

これまでの経験を活かし、改善のアドバイスをする。時に技術的調査などを自らの手で行う。各部門と連携し、営業部門や企業広報に技術的知見を提供することもある。その業務は実に多様だ。

「仕事の内容をひとことで表すなら、『何でも屋』。自らの手を動かし、価値を創り出す仕事ではないので戸惑いもありましたが、これまでの知識や技術を会社全体の成長につなげたいと考えています。」

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必ず、成し遂げる。
その意志が、
新たな伝統を紡ぐ。

さらなる視野の広がりを得て、天野はさらなる飛躍の時を迎えている。そんな彼の原点にあるもの。それは、長い歴史の中で培われた、住友金属鉱山の強みだという。

「必ず、成し遂げる。その意志と技術がもたらす『やり抜く力』。それがキャリアを通じて得られた、最大の財産だと自負しています。長い歴史のある企業には、安定・堅実というイメージが付きまといますが、それは外から見た時の話。多くの困難を乗り越えてきたからこそ、その技術に磨きをかけ続けてきたからこその安定なのです。」

伝統とは、同じことを繰り返すことではない。挑み続けること。新たな価値創造にこだわること。そこに、住友金属鉱山の本質的なDNAがある。

「当社には、自らのアイデアを活かせる環境があります。ただし、ひとりでできることなどたかが知れています。支え合う仲間がいるから、真摯に人と向き合ってくれる風土があるから、私たちは挑み続けられるのです。今後の目標は、この最高の仲間たちとよりスケールの大きな価値を生み出していくこと。新たな製造プロセスの開発や大規模な操業改善に挑み、それらを成し遂げたいと思っています。」

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学生へメッセージ

住友金属鉱山は、若い時からやりがいのある業務に携わる機会が多い会社です。「仕事を楽しむことのできる企業」「働いている人に魅力を感じることのできる企業」であることは間違いありません。モノづくりに興味があり、自分のアイデアを実行していきたいと考える方と一緒に働き、大きな達成感を味わうことができれば嬉しいですね。

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ある1日のスケジュール

  • 7:45
    出社。まずメールをチェック。1日のスケジュールの確認。
  • 9:00
    部署内メンバーでの打ち合わせ。担当工場の状況報告。
  • 10:00
    工場が抱えている課題についての調査と報告資料作成。
  • 12:00
    昼休み。社内メンバーと地下食堂でランチ。
  • 13:00
    ニッケル製錬技術に関する調査結果報告。
  • 15:00
    フィリピンの工場で抱えている課題の対応策について担当者と電話相談。
  • 17:00
    翌日の業務内容確認。
  • 17:30
    退社。

休日の過ごし方

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青春時代に打ち込んでいたバスケットボール。それが、フィリピン赴任時代に役立ちました。フィリピンの人たちはバスケが大好き。オフに仲間たちと楽しむこともありました。写真は社内大会で優勝した時のもの。ここで紡いだ絆は、私にとってかけがえのない財産です。