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社員紹介
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事務系

長谷川 亜紀

機能性材料事業本部粉体材料事業部
2012年入社 国際教養学部グローバルスタディズ課程卒

伴走

寄り添い、応える。
モノづくりの
「伴走者」として。

技術・開発・生産・営業。
一体となって、
要望を満たす「仕組み」を売る。

世の中を支える、規模の大きな仕事がしたい。グローバルに活躍できる自分になりたい。その想いを叶える場所として、住友金属鉱山を選んだ長谷川。その決め手は「人」と「縁」だったという。

「長い時間をかけて、じっくりと私に向き合ってくれたこと、どの企業よりも親身になってくれたことで、住友金属鉱山の人に対する想いが伝わりました。また、学生時代に国際交流活動で何度かフィリピンを訪れていたのですが、同国に鉱山を持っていることに親しみと不思議な縁を感じました。」

磯浦工場で電池材料部門の経理担当を経験した後は、一貫して素材・材料の営業を任されている。素材・材料の営業は、モノを売るだけでは務まらない。

「この仕事は課題解決営業です。営業担当がお客様の窓口となり、モノづくりの課題や要望を引き出す。そして、それらを満たすために技術・開発・生産を中心とした各部門が一体となって動く。チームの司令塔として、『売れる仕組み』をつくっていくことが、私たちのミッションです。」

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速く、正確に、誠実に。
信頼を築く仕事で
会社の「看板」を背負う。

長谷川が担当する製品は、積層セラミックコンデンサに用いられるニッケルペースト。小型で軽量、しかも高機能。最先端のエレクトロニクス製品に欠かせない素材だけに、その要求はきわめて高度で、難解だ。

「部品を小型化するということは、私たちの素材にも同様の課題が突き付けられるということです。ニッケルをより小さい粉の粒に加工すること。ペースト化した時に、その機能を発揮できるよう、粒が均一に広がること。表面が滑らかであること……。お客様の要望を叶えることは決して易しいことではありませんが、チームで答えを出す仕事には、大きなやりがいがあります。」

営業担当者は、会社の看板だ。顧客の要望を実現するのはモノづくりを担う部門であることは間違いない。だが、営業のアイデアや行動がなければ、その力を信頼に換え、ビジネスを成立させていくことはできない。

「寄り添い、応える。それが、私のスタイルであり、価値だと思っています。技術・開発・生産のキーマンを巻き込みながら、スピーディーに、正確に、嘘のない対応をしていく。その積み重ねが、お客様の信頼へとつながっていきます。お客様に『住友金属鉱山=長谷川』と思っていただけていることが、この上ない喜びになっています。」

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母として、営業として。
感謝を忘れず、
さらなる成長を遂げたい。

住友金属鉱山の素材が、革新の製品に生まれ変わっていく。世の中を支えることができている。自らの仕事に確かな手ごたえを感じる一方で、長谷川はもうひとつのチャレンジに向き合っている。

「2歳になる子どもを育てながら、仕事を続けています。『母は強し』などと言われますが、本当にそうですね。仕事も効率よく進められるようになりましたし、少々のことで悩むこともなくなりました。実際に子育てをしてみるとわかりますが、立ち止まっている暇がないほど忙しいですからね(笑)。」

育児と仕事の両立をして、あらためて感じたことがあった。それは、入社動機でもあった「人」と「縁」のありがたみだった。子どもが体調を崩した時に、しっかりとサポートしてくれる。けれど、対等に仕事を任せてくれる。周囲の気配りやサポートが、彼女に力を与えてくれているのだという。

「子育てもきっちり。仕事もあきらめたくない。その想いを支えていただいていることに幸せを感じています。今後の目標は、この感謝の気持ちを決して忘れることなく、周囲の皆さんに恩返しをしていくことです。まずは、現在の仕事で結果を残すこと。そして、ゆくゆくは海外メーカーのお客様を担当したいと考えています。日本と海外ではモノづくりの考え方も常識も異なりますから、自らの視野を広げる貴重な経験ができると思っています。」

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学生へメッセージ

当社には、人と真摯に向き合い、大事に育てる風土があります。それは、教育研修制度だけでなく、実際の業務でも感じること。そこに魅力を感じていただけるなら、社員として最高の喜びですね。常に素直でいられる人、やりたいことや疑問に思うことがあればすぐに行動に移せる人、相手の気持ちに共感できる人と一緒に働きたいですね。

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ある1日のスケジュール

  • 8:00
    出社。まずメールをチェック。1日のスケジュールの確認。
  • 9:00
    顧客打ち合わせの事前準備。議題と打ち合わせでの確認事項、想定問答をメモに書き出し、打ち合わせ運営をイメージする。
  • 10:00
    顧客との技術打ち合わせ。新製品開発サンプルの評価結果ヒアリングと今後の評価スケジュールを共有。サンプルに関する改善要望があれば、技術者間で議論を行う。営業は議事録作成用に議論の内容をメモする。
  • 12:00
    昼休み。同期と地下食堂でランチ。
  • 13:00
    打ち合わせでの決定事項や今後のアクションを社内関係者へ展開。打ち合わせ結果を整理し、議事録を作成する。
  • 15:00
    工場との製販会議に参加。営業は市場動向や顧客のフォーキャスト情報を共有し、工場でフォーキャストに基づいた生産計画を共有する。短納期で出荷依頼があった場合は、製品のリードタイムを確認し、いつごろ生産可能か担当者に確認する。
  • 16:00
    製販会議の議事録作成・配信。
  • 16:30
    メールチェック。明日以降の予定を確認。
  • 17:00
    退社。

休日の過ごし方

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子育てに、仕事に忙しい毎日を過ごしていますが、なるべく自分の時間を確保しようと心がけています。ゆっくりと読書をする時間は何よりの幸せ。本を読むだけで幸せだなんて、以前は考えたこともありませんでした。昔は小説も読みましたが、今は創作の世界よりも現実が大事。ビジネスや子育ての実用書ばかり選んでしまいますね(笑)。