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社員紹介
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事務系

渡辺 智也

経理部
2016年入社 経済学部経済学科卒

先見

積極進取——
先見の明で、
ビジネスを加速させる。

経営課題に向き合い
答えを出す。
普通の「裏方」ではない。

世の中に欠かせないモノづくりを支えたい。裏方として確かな貢献をしたい。自らの想いを実現させる環境として選んだのが、住友金属鉱山だった。ただ、漠然と抱いていた仕事のイメージは、入社と共に大きく変わったようだ。

「数字を計算して、取りまとめる。モノづくりを支える。そんな『裏方』のイメージは大きく覆されました。国内でも有数の銅製錬所である東予工場に経理として配属されたのですが、支えるではなく、共につくるという表現が正しいと思います。」

生産現場における経理職には、一般的に言う「生産管理」のような役割も求められる。顧客や本社との調整役を務めながら、より高い品質と生産性を実現するための提案をしていくことになる。

「東予工場では、年間40万トン以上の電気銅をはじめ、金・銀・スラグ・硫酸などを生産しています。大きな物量を扱う一方で、原料中の不純物の割合がわずかでも大きくなると、電気銅の品質に悪影響を及ぼすことも。そこで、不純物という観点から工場のインプット・アウトプットを分析し、原料集荷体制の見直しへの足掛かりを築きました。自らの提案や出した数字によって、モノづくりが変わる。確かなやりがいと責任の重さを感じました。」

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不安定な未来を
見定め、動く。
それが、資金グループの醍醐味。

「裏方」として、確かな価値をつくりだす。その活躍フィールドを本社・資金グループに移した渡辺は外貨の資金繰りを一手に任されている。

「資金管理・運用、外国為替取引、金融機関とのコミュニケーション、企業年金の運用管理……。多様な業務を任されています。大切なのは、将来がどうなるかを構想し、見定め、行動すること。経理担当としての専門知識はもちろん、世の中の動きを絶えずウォッチし、その先を予測することが求められます。」

劇的に変化する社会に、市場に対応する。その業務は受け身の姿勢では務まらない。その例が、昨今の新型コロナウイルスによる市場への影響だ。キャッシュフローへの悪影響、海外鉱山での生産能力低下……。そこに答えを見出し、策を講じなければならなかった。

「目測を誤って資金をショートさせてはいけないし、必要以上に資金を調達すれば、財務指標が悪化する。あらゆる可能性を想定し、常に複数のプランを用意するようにしています。この仕事には変化やトラブルがつきもの。今では少々のことでは動じなくなりましたね。」

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誰にでもできる仕事をするな。
「+αの価値」で
自らの存在意義を示す。

億単位の金を動かすことが当たり前。自らの考えや行動が、会社の未来に直結する。その重責に応えるために、今日も、渡辺は自らのミッションに向き合っている。

「日々のルーティン業務を正確にミスなく行うことも、もちろん大切です。けれど、常に心がけているのは、自分なりの『+αの価値』を仕事にもたらすこと。もっと、効率を上げよう。もっと、よくなるのではないか。一人ひとりがその意志を持ち、現状への疑問を提示することが、ビジネスの発展につながっていくのだと思っています。」

「裏方」として支えるのではなく、「裏方」として共につくる。渡辺はその価値を体現し続けている。そして、その視線はさらなる高みを見据えている。

「入社5年目でも、ここまでの仕事を戦力として任されている。いろいろな経験が、私を大きく成長させてくれました。今後の目標は、海外鉱山の開発や権益取得といった大型プロジェクトに参画し、経理のプロフェッショナルとして活躍すること。日々の研鑽を怠らず、さらなる価値創造に挑み続けていきたいですね。」

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学生へメッセージ

創業430年の当社ですが、その歴史は時流に合わせて、変化を恐れず、柔軟にビジネスのかたちを変えていくというDNAによって築かれたものです。住友金属鉱山と聞くと、少しお堅い、古くさいようなイメージを持たれるかもしれませんが、想像以上にチャレンジングで、動きも早い事業だと実感しています。だからこそ、会社のこれからを担っていく皆さんの意見や想いが尊重されますし、実際にそれを成し遂げるために手を挙げる環境もあります。これからの当社を一緒につくっていけることを楽しみにしています。

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ある1日のスケジュール

  • 7:40
    出社、経済紙に目を通す。
  • 8:00
    本日の打ち合わせ用資料の確認、微修正。稟議資料の回覧。
  • 9:00
    メールチェック、問い合わせ事項への返信、各所への依頼および質問メール送信。
  • 9:30
    グループ内ミーティング。案件の進捗報告と、相談事項の共有。
  • 10:00
    社内打ち合わせ① 資材部門との新規の貿易取引に関するすり合わせ。取引先との交渉内容や、金融機関への確認事項を整理。
  • 11:00
    社内打ち合わせ② 月次報告。前月の資金収支報告と、今後の予想アップデート。
  • 11:40
    金融機関との電話対応。
  • 12:00
    昼休み。
  • 13:00
    月内の資金繰り確認、余資運用の検討。
  • 13:50
    金融機関との面談① A銀行とのWeb面談。企業年金の運用報告と、今後の運用見直しに向けたディスカッション。
  • 15:00
    メール対応、問い合わせ事項への返信、電話対応。
  • 15:40
    金融機関との面談② B銀行との面談。新規の資金調達等に関するディスカッション。
  • 16:30
    社内資料作成(打ち合わせ時に出た宿題整理、翌日以降の資料作成等)、上司への進捗報告、相談。
  • 18:00
    タスク整理、翌日の業務の進め方を確認。
  • 18:30
    退社。

休日の過ごし方

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新型コロナの影響で、外出もままならない中で、料理にハマりました。いろいろ試した中で、豚の角煮はなかなかの出来でしたね。食材を求めてスーパーに出かけ、衝動的にブロック肉を買い、ひたすら煮込む……。男の料理を楽しんでいます。